『冬キャンプ』。初心者キャンパーには高嶺の花。ベテランキャンパーにとっては極上のスイーツ。そんなイメージです。
先輩ベテランキャンパーさんのホームページをチェックしていると冬キャンプこそが本当のキャンプ、最高のハイシーズンなどということをよくききます。
そこで脱初心者キャンパーを目指すべくキャンプ場での寒さ対策をいろいろ調べてみました。これから冬キャンプデビューを目指す皆様の参考になればと思います。
Contents
冬キャンプの寒さ対策で初心者が意識する5つのこと
- 冬キャンプの服装
- 冬キャンプの焚き火台はマスト
- 冬のキャンプの食事
- 冬キャンプでの暖房
- 冬の寒いキャンプ場で寝るために
冬キャンプは虫もいないですし、混雑とも無縁です。でも寒いというイメージがあります。
いろいろ調べていると冬キャンプデビューの初心者が意識することは上記5つにまとめれると思います。一つ一つ考えていきたいと思います。
冬キャンプの服装
冬キャンプだけでなく、春も秋もそうですがキャンプでは服装が非常に重要です。特に冬キャンプでは寒さ対策という意味でも最も重要です。
冬キャンプでの服装で意識することは下記のとおりです。これは冬キャンプというより防寒対策であればどこでも使える服装です。
ポイントはすばり重ね着です。
スノーボードなどウィンタースポーツでは常識ですがレイヤードという着こなしです。レイヤードとは重ね着のことですが何をどこの層で着るかが重要なんです。
- ファーストレイヤー・・・肌着とか一番下に着るものです。
- ミドルレイヤー・・・・・中層に着るもので保温性のあるものをきます。
- アウターレイヤー・・・・一番外側で防風機能を持たせ中の熱を外気から守る役割です。
トップスもボトムスもこのレイヤードを意識すれば暖かくすごせると思います。あと足元に保温性の高いスノーシューズなどを履けば万全だと思います。
冬キャンプでの服装について詳しくはこちらをご覧ください。
冬キャンプの焚き火台はマスト
冬キャンプでのリラックスタイムのすごし方を考えます。
冬の野外での最高の暖房器具は『焚き火』。厳密には暖房器具ではないですがやはり焚き火に勝る暖をとる方法は無いと思います。直火禁止のキャンプ場が多いので焚き火台はマストアイテムだと思います。
ファイアスタンドもお勧めですよ。
焚き火台が一台あれば、基本の焚き火台機能以外に、バーベキューコンロとしても使えますし、ダッチオーブンなどを使って料理の幅も広がります。
焚き火を眺めながらゆったりとした大人の時間を過ごす。そんなキャンプはいかがですか?
あともうひとつおすすめアイテムはチェアカバーとブランケット。
キャンプチェアに使用するだけで寒気から体を保護してくれますよ。冬キャンプでのリラックスタイムのすごし方を考えてきましたが、
ポイントは焚き火台で暖をとり、チェアカバーとブランケットで防寒する。
それともう一つ。僕はマストアイテムだと思うのが湯たんぽ。騙されたと思って一回使ってみてください。手放せなくなると思いますよ。
冬のキャンプの食事
体を内側から温めるという意味では食事が非常に重要ですね。体を温める食材をとるだけで内側からあったまると思います。
先日外気温4度のキャンプ場でキムチ鍋をしましたがめちゃくちゃあったまりましたよ。
体を温める食材として根菜(大根、にんじん、ごぼうなど)などを多く使った料理や、しょうがや唐辛子などの香辛料を使った料理も体を温めます。
人肌に暖めた日本酒にコッヘルで作ったキムチ鍋のパターンが個人的には王道です。
ポイントは暖まる鍋やスープなどの食事をとり体の内側からも温める。
冬キャンプでの暖房
今まで見てきた服装や食事などだけでも寒さはかなり回避できると思います。実際に特別な暖房器具を使わずに冬キャンプを行っている先輩キャンパーもたくさんいるようです。
ソロや大人だけであればそれでOKかも知れませんが子連れのファミリーキャンプとなるとそうも行きません。そこで冬キャンプで使える暖房器具の種類を見ていきます。
- 石油ストーブ
- 薪ストーブ
- ホットカーペット
- アウトドアヒーター
『薪ストーブ』。憧れのアイテムですよね。なんかベテランっぽいし。でも初心者はなかなか手が出しつらいですね。焚き火台ほどの汎用性も無いですし、なんといってもかさばります。
家にある一般的な石油ストーブをキャンプ場に持ち込むキャンパーも結構いるようですがこれもかさばりますね。
ポイント、初心者はおとなしくキャンプ場の電源つきサイトでホットカーペットであったまる。
ストーブにしてもアウトドアヒータにしても火を使うので室内使用には当然危険が伴います。やけどの危険もありますし。一酸化中毒では死の危険もあります。
子連れのファミリーキャンプでは火を出さずに安心して使えるホットカーペットがおすすめです。
冬の寒いキャンプ場で寝るために
寒い季節のキャンプで一番寒いのは明け方です。地面に熱を吸い取られて寒すぎて目が覚めるという経験がありますが、あれは本当につらい。そこで安眠するためのポイントです。
- 温かい服装で寝る
- しっかりとしたシュラフとマットを使う
- 湯たんぽやカイロなどで暖をとる
まずは温かい服装で寝るのが基本です。特に盲点なのが頭と足先。
頭を暖めると人間の体は暖まるのでニット帽子などを準備しましょう。あとは足先です。厚い靴下を重ね履きなどで暖かさをキープするのがおすすめです。
また当然ですがしっかりとした冬にも対応できるシュラフは保温性が優れています。
あとは地面の冷気をさえぎるマット。ぺらぺらの銀マットではやはり心もとないです。冬キャンプをするならしっかりとしたシュラフとマット。これは基本ですね。
あとは湯たんぽやカイロなどの活用です。
湯たんぽやカイロで就寝前からシュラフを温め、実際に寝るときには冷えてしまいがちな足先をこれらでカバーすると快適に過ごせるでしょう。低温やけどには気をつけてくださいね。
湯たんぽにもいろいろ種類があるようなのでまた調査したらレビューいたしますね。
ポイントは頭と足先の寒さに注意して、良質のシュラフとマットでしっかり保温。湯たんぽなどの導入を検討する。でも初心者はホットカーペットで暖をとり就寝が無難。
寒くて寝れないのは本当につらいので無理の無いように冬キャンプデビューしてくださいね。
それでは皆様、よいキャンプライフを!