頭では理解しているけど実際に体験しないと絶対にわからない感覚ってあると思います。
雷の恐怖。
本当に恐れおののきました。今までゴロゴロと音がしても多少の雷がなっても無知ゆえにあまり気にならなかったのですが、雷はまじでやばい。。。
先日のキャンプでえげつない雷に遭遇したので対処法などを自分なりに調べてみました。そこで雷との遭遇体験と対処法を見つめ直したので書いておきます。
Contents
キャンプで雷にあった時の対処法
先日宍粟市の山崎アウトドアランドというキャンプ場に滞在した日のことです。その日は別のキャンプ場に滞在予定でしたが事情があり急遽場所変更。
そこで今までの人生で受けたことのない雷様の洗礼を受けました。ただキャンプ場のスタッフの方のご配慮で事なきを得たという顛末です。
ちなみにこの山崎アウトドアランドというキャンプ場それほどメジャーではないですが、めちゃくちゃいいキャンプ場ですよ。そのうちレビューを書きます。
それでは早速!
到着した時から天気は怪しかった
いつもなら当然天気予報はチェックしてから行動するのですがその日は急な事情が重なり当日にキャンプ場を移動する羽目に。
スマホで調べて急遽予約が取れたのが山崎アウトドアランドキャンプ場でした。到着するとあいにくの雨。
到着時は豪雨というほどではなかったのですがスッキリしない天気でした。
設営時も怪しい雨模様。でもなんとか夜のバーベキューまで降ったり止んだりしながらキャンプを楽しんでしたのですが、
その時は突然にやってきました。
タープを手で抑えないといけないくらいの大雨
突然信じられないくらいの大雨が降り始め、ふと見上げると酔いが覚めてしまうくらいタープの屋根に水が溜まっていました。。。
設営技術の未熟さもあると思うのですが、それでも本当にえげつない雨。それと合わせて雷様の登場です。
最初はピカッと光ってからすぐにドーンという感じの音だったのですが、だんだん近づいてきたのか、木がパチッっとなったかと思うと
バーンという爆発音。
はっきり言って爆弾です。
全員が一斉に悲鳴をあげまさに恐怖のどん底です。慌ててテントサイトを放棄してすぐ近くの管理棟に逃げ込みました。
キャンプ場の管理をしていてくれている親切なおばさんが、
キャンプ場内の施設である体育館を解放してくれていて、
雷がひどくなったら避難するように言ってくれていたのでその日は体育館で一夜を過ごしました。
他のグループの人も避難していたので避難できる建物があって本当に良かった。
後で聞いたところによるとその周辺で多数落雷があったとのこと。本当に今までにない恐怖体験でした。
そして翌朝起きてみると幻想的な霧の中。昨日の大嵐が嘘のような静けさで本当にホッとしました。
キャンプで雷にあったらどうすればいいか
改めてキャンプをこれからする中で雷にあった時の対処法を正確に知っておいたほうがいいということで調べてみると僕は色々と勘違いしている部分などがありました。
そこで調べた限りでの僕の認識をまとめておきます。
ただし、雷に関しては本当に命に関わる重要事項なので皆様専門家ではない僕の情報を鵜呑みにせず、必ずご自身の責任で色々な情報をお調べくださいね。
特にファミリーキャンプでは大事なご家族を守らないといけない時もあるので気象庁など正確な情報を公開している機関からの情報を参考にしてくださいね。
キャンプ中に雷にあったら避難すべき場所
キャンプで雷に遭遇して避難すべき場所は、
- 車の中
- 建物(管理棟など)の中
スバリこの二箇所だと思います。
鉄筋コンクリート建築、自動車(オープンカーは不可)、バス、列車の内部は比較的安全な空間です。また、木造建築の内部も基本的に安全ですが、全ての電気器具、天井・壁から1m以上離れれば更に安全です。(引用:気象庁)
キャンプでは車で移動することが多いと思うので、雷が来たら迷わず車の中へ避難。これを肝に命じておきたいです。
あとは管理棟などの建物の中。今回は体育館を解放していただいたのでそこへ避難しました。
キャンプではどうしても急な天候の変化に会うことが多いので、ファミリーキャンプではいざという時に避難できるような施設のあるキャンプ場を最初から選ぶのもいいかもしれませんね。
避難してはいけない場所
逆に避難してはいけない場所は、
- 木陰や軒下
- テントやタープの中
特に建物の軒下は雨宿りという形で雷の際にもよく避難しがちですが色々な人のブログを見ているとダメみたいです。。。知らなかった。
なんとなくゴロゴロ言ってもテントやタープの下にいることが多かったのですがこれもNGみたいですね。
まあ素直に車の中へ。気象庁の情報を参考にするとこれが正解ですね。
勘違いしていたこと
僕はいくつか勘違いしていたことがあります。
- 高い木に落ちるから低い木の木陰なら大丈夫
- ゴム製の靴底なら安心
これどっちも間違いみたいです。
近くに安全な空間が無い場合は、電柱、煙突、鉄塔、建築物などの高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4m以上離れたところ(保護範囲)に退避します。高い木の近くは危険ですから、最低でも木の全ての幹、枝、葉から2m以上は離れてください。姿勢を低くして、持ち物は体より高く突き出さないようにします。雷の活動が止み、20分以上経過してから安全な空間へ移動します。(引用:気象庁)
どうやら木陰は完全にダメみたいです。最低でも2mは離れないといけないらしい。低い木でもダメみたいですね。
知らなかった。
あとゴム底の靴なら電気を通さないなどと思っていましたがあまり効かないようです。
まとめ
キャンプ場で雷にあった時の対処法ということでまとめました。
対処法はズバリ、車に避難。
これだけは覚えておいた方がいいですね。
あとは最初から雷が来ても避難できる建物のあるキャンプ場に行って、管理している人に避難させてもらえるか確認しておくことも重要ですね。
ログハウスやキャビンのある施設で急な変更が可能かも確認してから出かけるのもいいかもしれませんね。
いずれにしても雷侮るべからずです。
それでは皆様も雷に気をつけて楽しいキャンプライフをお送りください。
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