
湯たんぽ。冬の定番アイテムなので知らない人はいないですが、実際に普段使用している人は少ないのではないでしょうか。
僕は今まで湯たんぽを使う生活をしていませんでした。
今回冬キャンプの道中で薪の買い出しをしている時のあまりの寒さに湯たんぽを購入しました。結果的には買ってよかった。
実際に使ってみての感想や冬キャンプでの使い方など感じたことをまとめました!
Contents
湯たんぽは冬キャンプに行くならマストアイテム
冬キャンデビューするなら必ず準備した方がいいアイテムが湯たんぽです。これは冬の高原キャンプ場でキャンプをした僕の実感です。
と言うか湯たんぽなしで冬の高原キャンプに挑むとは、今考えると無知とは恐ろしいです。
結果的に買い出し先のホームセンターで湯たんぽを調達しておいてよかった。
湯たんぽについてあまり必要性がわかっていない人は是非読んでみてください。
湯たんぽの種類は?

その日、僕には選択肢がありませんでした。
相棒と冬キャンプに出かけたのですが、夕方キャンプ場の近所でマキや食材をゲットしている時の気温が多分4度くらい。
その平地から標高800m弱まで上がることを想像すると・・・。
ホームセンターで目の前に並んでいたポリ製の湯たんぽを気休め程度にゲットするしかなかったんです。
でもこれが大正解!
結果的には買ってよかったのですが、改めて考えると湯たんぽには様々な種類があります。
4湯たんぽの種類は大きく分けると種類
- ポリ製
- ゴム製
- 金属製
- 陶器製
一つ一つ特徴と冬キャンプへの適性を見ていきます。
ポリ製の湯たんぽ
一番ポピュラーな湯たんぽですね。価格も1000円弱くらいから売っています。
僕がゲットしたのもこのタイプ。割れたりしないですし、軽いし扱いやすい印象です。
実際に冬キャンプで実戦投入しましたが大いに活躍しました。お湯を鍋で沸かして沸騰してからすぐに湯たんぽに入れたのですが、全然オッケーでした。
手軽で扱いやすいく、壊れにくいので冬キャンプでの適性は◎です。
ゴム製の湯たんぽ
ゴム製の湯たんぽの特徴は何と言っても形が変化するところ。
体にフィットさせたければゴム製が一番ですね。沸騰直後のお湯を入れると材質的にまずそうなので少しお湯を冷ます手間がありますね。
ゴムは熱伝導率が低いので逆に言うと長時間一定の暖かさを持続するのかも。これはポリ製と比較していないのでなんとも言えませんが、そう予測しますね。
形が変化するので寝る時以外にも椅子の背中部分の面と体の間に挟むとまさにウォームチェアになりそうです。ゲットしたら次試してみます。
ちなみにポリ製を背中に当てたのですが形が変わらないのでゴツゴツしてイマイチでした。
金属製の湯たんぽ
一昔前の湯たんぽといえばこのタイプですよね。今でも愛用している人は多くいるとは思いますが。このタイプは直火にかけれるのが特徴ですね。
ポリ製で一番面倒だったのは沸かしたお湯の入れ替えです。
焚き火台の上でお湯を沸かし、沸騰したらそれを湯たんぽに詰め替える、そんな作業が少し面倒でした。
これが金属製なら、お水を入れて火にかけるだけ、めっちゃ便利ですね。
でも火傷しそうなきがする・・・。あと錆びる心配もあります。
扱い方さえ間違わなければ金属製が一番冬キャンプ向きなのかも。僕は湯たんぽ初心者なので扱いやすいポリ製で十分でしたけどね。
陶器製の湯たんぽ
う〜ん、割れそう。。。いいところはいっぱいあるのだと思いますが、冬キャンプではわざわざ選ぶ必要があるのかわかりません。
僕は選択肢から除外です。
種類はこの4種類ですね。では次は実際の使い方です!
冬キャンプでの湯たんぽの使い道

冬キャンプでの湯たんぽの使い方は大きく2パターン。
- 寝るときに寝袋の中に入れる
- 巨大カイロのように座っている時などの体を温める
寝るときに使う一般的な使い方以外にも冬キャンプでは貴重な暖房器具となります。
寝るときに使う
これは普通ですね。寝袋の中に入れるだけです。大抵の湯たんぽには湯たんぽカバーが付いているのでそれに入れてそのまま寝袋に放り込みます。
足元の湯たんぽがポカポカして、おかげで朝まで快眠できました。
で驚いたのが、朝起きても湯たんぽがまだ暖かかったんです。これにはびっくりしました。外は氷点下に迫る気温で雪もちらつく環境でした。
湯たんぽがないと足元が冷えて快眠できなかったと思います。
座っている時に膝の上に置いて使う

湯たんぽにお湯を入れて膝上においてお酒を飲んでいたのですが、めちゃくちゃあったかいです。これは小さなカイロの比ではありません。
やわらかい暖かさが足から伝わって眠くなるくらいでした。

相棒も膝上に湯たんぽを置いて舟を漕ぐ程あったかいです。
ちなみに椅子と背中の間にも入れてみたのですが、この使い方では体のラインに沿わないので痛かったです。この場合はゴム製がいいですね。
何れにしても湯たんぽの巨大カイロとしての使い方、侮れないです。
結局冬キャンプに必要な湯たんぽは?

気温が5度を下回るような冬キャンプでは湯たんぽは必須です。
必要な湯たんぽの数
湯たんぽの数は2つあればいいと思います。
- 膝上を温めるポリ製か金属製
- 背中部分を温めるゴム製
この2種類が一つづつあればかなり戦力アップします。
あとはひざ掛け。膝上に湯たんぽを置いて、ひざ掛けでさらに保温すれば効果はかなり大きいと思います。
今回僕はポリ製しかなかったので次回はゴム製も準備して背中も保護したいです。
湯たんぽの大きさは
僕が購入した湯たんぽは3Lサイズです。それより小さいサイズをテストしたことはないですが、3Lサイズちょうど良かったですよ。
背中と椅子の間に入れるゴム製はもう少し小さくてもいいと思います。1〜2Lサイズで寝るときの暖かめの快適温度にしてお湯まくらとかもいいかもしれません。
低温火傷に注意ですが、今度試してみます。
結論、冬キャンプ初心者はこれを準備
あなたが今から冬キャンプデビューするなら、これを準備していください。
- 3Lくらいの湯たんぽ(ポリか金属)
- 1〜2Lのゴム湯たんぽ
- 湯たんぽと併用して膝を保温するひざ掛け
以上3点です。
湯たんぽ系で言えばこれで装備は十分だと思いますよ。当然焚き火台とかは必要ですけどね。
それではみなさま楽しいキャンプライフを!