ロゴスのtepee300が我が家のメインテントです。購入後30回くらいは使いました。
そこで今からロゴスのtepee300かtepee400を購入予定の人、もしくはワンポールテント購入について検討している人のために徹底レビューしてみます。
Contents
ロゴスのtepee300を30回使いまくってわかったこと
我が家に初めてやってきたマトモなテントがロゴスのtepee300です。それ以前は実家にあった古いドーム型テントを使っていました。
実際にテントを購入するに当たってワンポールテントにするか大型のドームタイプ(コールマンのタフワイドドームなど)にするか非常に迷いました。
実際購入するときはメーカー公式ページからは図れない使用して感じるテントの大きさや、使いやすさ、ファミリーで使えるのかなどの不安が多くありました。
なので実際に使い倒してわかったことをここにレビューしておきます。
- ロゴスtepee300の良いところ悪いところ
- 組み立て手順や部品など
- tepee300は結局買いなのか
ロゴスtepee300の良いところ悪いところ
まずこのロゴスtepee300を我が家は使いまくっているのでかなり愛着があり気に入っています。なので少し偏っているかもしれませんがなるべく公平に考えるようにします。
LOGOS tepee300のいいところ
このテント、いいところはたくさんあります。
- とってもオシャレ
- 設営がとても楽チン
- 通気性がめっちゃいい
- 風雨に強い
- 収納サイズがコンパクト
- 安い
とってもオシャレ
はじめテントを購入する際には大型のドームテントばかり検討していたのですが存在を知ってしまいました。ワンポールテント。オシャレすぎます。
実際にキャンプ場に言っても有料の初心者向けっぽい充実した設備のあるキャンプ場に行くとワンポールテントはまだまだ少なく、結構目立ちますよ。
オシャレなキャンプライフには最高のアイテムです。
設営がとても楽チン
設営はとっても楽チン。大人数人ですればほんの数分です。一人でも15分程度です。
組み立てて順は後述しますがメリットは、簡単に設営できるのでリラックスしたり子供と遊んだりという時間を多くもてます。
炎天下の中で大汗をかきながら設営するなんてことから開放されます。
通気性がめっちゃいい
これは使ってみてわかったのですが通気性がいいです。
インナーテントはオールメッシュですし外幕とインナーテントの間は開いているので、風が強烈な日にはテントの中に風が入るくらいです。外幕のトップに2箇所ベンチレーション(通気口)がついています。
風雨に強い
雨風に強いです。2016年4月某日、加西にある古法華自然公園キャンプ場に行ってきました。
夜中から明け方に台風並みの大雨と暴風。過去天気予報によると1時間に13mmの雨と瞬間最大風速16.1m/sの大風。
しっかりとしたペグダウンと張り綱のおかげもあってテントはビクともしませんでした。ちなみにタープを設営していたペグが1本折れてしまうほどの状況でした。
簡単に設営できる=環境耐性が弱いと思っていましたが、このテント気合が入っています。
収納サイズがコンパクト
メーカー公式の収納サイズはこれです。
収納サイズ:(約)幅50×奥行18×高さ18cm
ツーリングキャンプ用などの超コンパクト設計ではないですがオートキャンプでは十分なコンパクト性です。
安い
一万円台前半で流通しています。同サイズでナホバというガラ違いでも2万円程度です。最近は市場では値段が上がっているようです。ものがないからかな〜。。
いろいろ物入りな初心者キャンパーには助かるプライス。
良いところばかりあげましたが当然悪いところもあります。
LOGOS tepee300のわるいところ
このテントめちゃくちゃ気に入っているのですが、悪いところもたくさんあります。。。
- 思ったよりも狭い
- 前室がない
- タープ連結がやりにくい
- 設営時にインナーテントの入り口と外幕の入り口を間違えやすい
思ったよりも狭い
公式ページによるとテントのサイズは以下のようです。
組立サイズ:(約)幅300×奥行250×高さ180cm
数字上で見ると幅300cmって十分なような気がしますが6角形の為、端っこのデッドスペースが相当大きいです。
ワンポールテントの特性上真ん中にポールがあるのでそこでもスペースが分割されます。
また高さも図面的には180cmですが頂点です。頂点からは写真のようにかなり鋭角なので166cmの管理人でも直立は厳しい感じです。
実際にはテントの半分のスペースにワイド銀マットが丁度はまり、シングル銀マットであれば少し余裕があるレベルです。大柄の大人の人であれば2名で余裕、3名は少し厳しいというところです。大人一人子供2人の三人用として考えるのがベストサイズです。
我が家は全員が小柄で大人二人(二人ともチビ)子供二人(小学校低学年の女の子、小さめ)なので何とか使えていますが、それでも結構きついです。
4人ファミリーで余裕をもって使うのであればワンサイズ大きなtepee400をおすすめします。
前室がない
これ、結構大きな問題です。全室もなく、全室がわりにポールを立ち上げて屋根を作る仕様にもなっていません。雨の日は間違いなく靴がぬれます。
対策としてはインナーテントと外幕の間のスペースに靴を立てかける方法がありますが、先日の大雨、大風の前では焼け石に水でした。テント内に入れるしか方法がないです。
タープ連結がやりにくい
公式ページを見てもタープを連結している写真はないような気がします。たぶん。あまりメーカーとして検討していないようですね。
ヘキサを工夫して連結しているベテランさんもいるようですが自分自身で試していないので紹介するのはやめておきます。
前室がなく、タープ連結がやりにくいのでtepeeは雨の日のテントへの出入りに弱いんです。
設営時にインナーテントの入り口と外幕の入り口を間違えやすい
インナーテントの設営が終わり、外幕をかぶせる際に入り口の部分を間違えやすいのです。
これ今でもよく間違えます。ロゴスマークが一箇所あるのですがこれとインナーテントの入り口をずらすように設営しないといけないのです。
神経質にならなくても間違えればやり直せばいいだけですが、使ってみてわかった感想です。
入っている部品と組み立て手順
ワンポールテントは組み立てが非常に単純で設営、撤収の手間が大幅に削減できます。とにかくめっちゃ簡単に組み立てれます。簡単なので子供と一緒に設営から楽しめますよ。
入っている部品
- ポール
- インナーテント
- 外幕
- 付属のペグとハンマー
写真のように、たったこれだけです。我が家ではペグやハンマーは交換したりしているので写真に載せていません。あと赤いのはフラッグ(旗)です。
グランドシートやインナーマット、フラッグは単体では付属していません。別売りで販売しているのでなのも持っていない人は合わせて購入してもいいかもしれませんね。
ポール
ポールに関してはジュラルミン製で軽くてしっかりしていますよ。
インナーテント
インナーテントはオールメッシュで内部には小物が収納できるポケットが2箇所あります。
外幕
外幕は燃えにくい難燃性ポリエステルタフタ素材を使っており、耐水圧1000mmのUV-CUT加工です。燃えにくい素材は安心ですよ。
組み立て手順
組み立てて順はとっても簡単、スリーステップです
- インナーテントをペグダウン
- ポールをたててテントを立ち上げる
- 外幕をかぶせてペグダウン
1、インナーテントをペグダウン
まずはインナーテントを広げてペグダウンします。地面の石ころを取るのは事前に済ませます。付属のグランドシートもしくはブルーシートでグランドシート代わりにしたい方はその上にインナーテントを広げます。
2、ポールをたててテントを立ち上げる
ペグダウンしたインナーテントに付属のポールを立ててあっという間に完成です。
ポールはゴムで連結されています。テントを立ち上げる際に少しだけ力が必要ですが女性でも十分に立ち上げが可能ですよ。
3、外幕をかぶせてペグダウン
立ち上がったインナーテントに外幕(フライシート)をかぶせます。外幕の入り口をインナーの入り口がずれないように注意が必要ですが難しいことはないです。
かぶせた外幕をペグダウンして張り綱もしっかり張っていきます。ハンマーの予備があれば子供たちと一緒に設営可能です。
最後に張り綱のテンションを調整して完成です。ちなみに手前の緑の幕はタープです。
まとめ、tepee300は結局買いなのか
メリットもデメリットもありますがこのテントを買って本当に良かったと思っています。オシャレですし。設営も楽なのでフェスなどでも大活躍すると思います。
またソロや少人数(2~3人)なら本当にいいテントです。
逆に4人以上のファミリーキャンプであればワンサイズ大きいtepee400でもいいかもしれません。体の大きさやひとそれぞれの窮屈と感じる度合いにもよると思います。
ファミリーキャンプ初心者の方にtepee300について聞かれたらこう答えると思います。
4人までならtepee300でもぎりぎり使えるが狭い。
余裕を持ちたいならtepee400のほうが無難。
tepee300おすすめです!でもそれ以上に皆様もそれぞれのスタイルに合わせてお気に入りのテントを見つけてくださいね。
それでは皆様楽しいキャンプライフを!