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冬キャンプをヘキサタープのみで暖かく過ごす為の防寒対策

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大野アルプスランド
大野アルプスランド

冬キャンプではリビングシェルと大型暖房器具が必須のアイテムで、石油ストーブや薪ストーブやガス式のアウトドアヒーターがないと絶対無理と思っていました。

ヘキサしかないので無理と諦めている方も多いと思いますが、実際はそうでもないようです。

先日ボーイスカウト歴50年の大ベテランキャンパーさんと対談させていただく機会があって冬キャンプのリビングでの過ごし方をお伺いました。

何か特別なことをしてますかとお伺いしたのですが、『気合や』とお答えいただきました。でも色々教えてもらったので、その時にお伺いしたノウハウも併せてここにアップいたします。

冬キャンプをヘキサタープのみで暖かく過ごす為の防寒対策

  • 体を暖かく保つには服装が基本だが、さらに保温力がアップする裏技
  • 細かい防寒対策にこだわる
  • 焚き火を囲む

基本はやはり服装ですね。体の保温力をアップするあったかアイテムも教えて頂きました!

体を暖かく保つには服装が基本だが、さらに保温力がアップする裏技

コット
コット

ベテランキャンパーさん何人かとお話しする機会があり、冬キャンプについてお伺いすると皆さん重要視されているのが『服装』です。

リビングシェルにストーブをたいて冬でもロンT1枚の服装という方もいらっしゃるかもしれませんが、基本は皆様かなり暖かいレイヤードを取り入れた服装をされています。

冬キャンプの服装についてはこちらをご覧下さい。

冬のキャンプでの服装!
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体を温かかく保つためには体のくびれ部分をしっかり暖めるのがいいと教えていただきました。具体的には首、腰、手首、足首などがそれに当たるということです。

先輩ベテランキャンパーさんからお伺いした裏技は2つです。

腰には新聞紙を入れる。足にはスーパーのビニール袋を履く

若干ダサいですがお金は一切かからずにできる超効果的な保温対策です。新聞だけでも十分ですが、腰に新聞紙を大量に入れ、さらにカイロを入れると本当に暖かくなるようです。

足にはうす手の靴下、ビニール袋、厚手の靴下で重ね履きすると、これまたあったかい!

今度のキャンプで一度試してみてください。

細かい防寒対策にこだわる

ベーコンエッグ
キャンプグローブ

ベテランキャンパーさんのお話をお伺いしていると、冬キャンプでは薪ストーブなどの大き目の装備にこだわるよりも、細かい防寒対策をしているイメージです。例えば

  • カイロ
  • 毛布やシートやチェアカバー
  • ステンレスマグ

などです。きっちりとした服装と上記の細かい防寒対策で西日本の暖かいエリアのキャンプ場なら対応できるようです。

カイロ

皆さん『ハクキンカイロ』ってご存知ですか?ボーイスカウト歴50年の大先輩キャンパーに教えてもらったのですが、オイルを使って実際に火をたくので非常に暖かいようです。

動画出典:ハクキンカイロ
何度も繰り返し使えますし、味があっていいですね~。


熱量(カロリー)は使い捨てカイロの約13倍。
発熱温度も一定していますので、寒冷地や冬の野外のレジャー時に、非常に威力を発揮します。
一方で、熱量消費はほんのわずか。たった25ccのべンジンで最大約24時間保温できる燃費の低さです。

出典:ハクキンカイロ http://www.hakukin.co.jp/about.html

ハクキンカイロさんのホームページを是非チェックしてください!毎回使い捨てカイロでやり過ごしていた方には目からうろこのアイテムではないでしょうか?我が家は即導入決定です!

使い捨てカイロの13倍の熱量ってとても期待できそう!

定番中の定番はこれのようです。

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ZIPPO(ジッポー)
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有名なZIPPO社からもオイルカイロが出ているようです。

いずれにしてもこのアイテムは長く使える大人のアイテムっぽくて気に入りました!

毛布やシートやチェアカバー

カイロ以外にはやはり毛布やチェアカバーなどの防風保温アイテムですね。外国のヒッピー映画でよくあるような焚き火を囲んで毛布に包まる。あれやっぱり王道なんですね。

冬キャンプ
冬キャンプ

普通に毛布に包まるだけでかなりの防寒力らしいです。キャンプに使える使い古しの毛布を用意しておいてもいいかもしれませんね。

あと馬鹿に出来ないのがチェアカバーやレジャーシート類です。

これらのアイテムがあるだけでリビングで過ごす際のイスや足元が暖かくなります。

特にキャンプ用チェアはメッシュ素材のような通気性のよさそうなアイテムがおおいのでカバーをかけるだけで風を防いでくれる効果がありますね。それにデザインもかわいいし。

また防水仕様のレジャーシートであれば地熱に体温を奪われることが少なくなります。

ステンレスマグ

ステンレスマグ
ステンレスマグ

伏兵でかなり力を発揮するのがステンレスマグです。

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スノーピーク(snow peak)
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やっぱスノーピークはかっこいいなー。。

暖かいものを体に入れて体の内部から暖めるのは冬キャンプの基本ですが、せっかくあたためた焼酎お湯割りコーヒーも紙コップではすぐに冷めてしまいます。

キャンプ専門店以外でもどこでも売っているアイテムですし、保温力は紙コップの比ではないので、一つは準備しておいてもいいと思います。

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これらのアイテムをうまく組み合わせて冬キャンプのリビングタイムを快適にしたいですね。

焚き火を囲む

nomadoファイアスタンド
nomadoファイアスタンド

いままでの寒さ対策をするだけで相当保温力はアップしているはずです。

でもやはり防寒対策というか暖房の王道は火です。「焚き火」です。火を囲むだけで気持ちが和みますし、お酒も旨いです。それに実際に燃えているのでやはり相当暖かい。

キャンプ場では直火は禁止なので焚き火台は必須ですね。

焚き火台を比較したよ
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ヘキサタープと焚き火台の組み合わせをイメージしていたのですが、一つ問題が。。。タープやテントの素材は非常に燃えやすく危険です。

ヘキサの下で焚き火を囲めればいいのですがせっかくのタープに穴が開いてしまうことも。。。火災の危険もあり非常に危険です。

そこでタープの上にホームセンターなどで売っている難燃シートを設置する方もいるようです。火の粉や火柱からタープを保護する役目ですね。

モンベルさんからタープ専用の物がでていたようなのですが現在も販売しているかは不明です。アマゾンなどでは品切れになっていた。。。。

自作する人もいるみたいですしここは工夫が必要ですね。

コンパクトな焚火台、ファイアスタンドもお勧めです。

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まとめ

大野アルプスランド
冬キャンプ

リビングシェルに薪ストーブが無くても冬キャンプできそうです。

それでも薪ストーブは男のロマンだ!というかたはこちらもご覧ください。

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冬キャンプは小さな子供のいるファミリーキャンプでは少し厳しいかもしれないので無理しないほうがいいかもですね。いずれにしてもキャンプメンター曰く、

  • 基本の温かい服装
  • 保温力を増す小物にもこだわる
  • 焚き火

西日本の暖かいエリアであれば、この3点である程度は乗り切れるとのこと。

春や秋の寒い夜にも使えるテクニックなのでいろいろ試してくださいね。

それではよいキャンプライフを!