キャンプでご飯を炊くといえば飯盒炊飯。我が家では子供のご飯用に毎回飯盒をキャンプに持参しています。
キャンプでの飯盒炊爨は格別で、炊き上がりが焦げていても、芯が残っていても毎回楽しく飯ごうを愛用していました。
でもご飯を炊く為であれば「ライスクッカー」がオススメと先輩キャンパーに教えてもらいました。キャンプでご飯が美味しければ子供達も大喜び。
そこでどんなライスクッカーがあるか比較して調べてみました。
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ライスクッカー徹底比較
ライスクッカーがあれば美味しく簡単にご飯が炊けるらしい!?そんな情報をもとにライスクッカーを比較してみました。ライスクッカーって意外と種類が少ないみたいですね。
ライスクッカー比較一覧表
2020年4月現在のキャンプメーカーさんのホームページに出ているライスクッカーの比較表です。ライスクッカー単品ばかりの比較表です。
メーカー | 商品名 | 炊ける合数 | 素材 | サイズ(mm) | 備考1 | 定価 | 備考2 |
コールマン | アルミライスクッカー | 3号 | アルミ | φ190×180 | 2重蓋、米研ぎザル、メジャーカップ付き | 6780 | 2.5mm厚のアルミを使用 |
ユニフレーム | fanライスクッカーDX | 2~5合 | アルミニウム | φ210×115 | 蓋が動いて火加減をお知らせ | 5500 | 板厚2mm |
ユニフレーム | ライスクッカーミニDX | 1~3合 | アルミニウム | φ165×93 | 蓋が動いて火加減をお知らせ | 4500 | 板厚1.5mm |
キャプテンスタッグ | 3層鋼 段付ライスクッカー(5合) | 5合炊き | ステンレス鋼 | 外径175×140 | 燕三条で生産。分量メモリ付 | 9000 | – |
キャプテンスタッグ | 3層鋼ごはん炊きクッカー(5合) | 5合炊き | ステンレス鋼 | 外径175×140 | 焚き火や強力ガスバーナーでもOK | 8500 | – |
トランギア | メスティン | 1.8合 | アルミ無垢 | 170×95×62 | 角型。アルコールバーナーでも炊飯可能 | 1728 | – |
トランギア | ラージメスティン | 3.5合 | アルミ無垢 | 207×135×70 | 角型。アルコールバーナーでも炊飯可能 | 2700 | – |
調べた限りライスクッカーとして出ている物の種類はそれほど多くなく、4メーカー、7アイテム程でした。他にもあるかもしれませんが・・・。
一つ一つ見ていきますね。
コールマン アルミライスクッカー
キャンプメーカーの大御所、コールマンからは「アルミライスクッカー」が発売されています。
アルミライスクッカーは他と比べると、
- 付属品が多い
- アルミの板厚が2.5mmある
これが最大の特徴かと思います。
まず付属品ですが、ザルからメジャーカップ、二重蓋など炊飯器かっていうくらいしっかりしています。
また底面はステンレスプレートを使用する事で強い火力でも底面をいためる事がありません。アルミの板厚もユニフレームのfanシリーズより厚かったです。
ライスクッカーを選ぶときの一つの中心モデルになるのは間違いなさそうですね。
また初心者に優しいコールマンさん。youtubeの公式ページにもライスクッカーの使い方をあげて頂いています。流石です。初心者の僕にはありがたいです。
動画出典:コールマンジャパン公式チャンネル
ユニフレーム fanライスクッカーDX
コールマンのアルミライスクッカーと双璧をなすモデルと僕が思うのが、このfanライスクッカーDXです。
値段的には1割ほどアルミライスクッカーより安いですが、fanライスクッカーDXは5合まで炊飯する事ができます。
肉厚のアルミで熱を均一にお米に伝え、重いふたで圧力をお米にかけてご飯を美味しく炊き上げます。
流石はユニフレームさん、こちらも負けずに動画解説があります。
動画出典:ユニフレーム公式ページ
コールマンのアルミライスクッカーに比べて、付属品がやや少ないですが、やや低価格で5合まで炊飯可能です。大人数のグループにはこちらがいいかもしれませんね。
ユニフレーム ライスクッカーミニDX
fanライスクッカーDXのミニサイズ版がライスクッカーミニDXです。
ミニといっても3合まで炊けるので4人家族のうちには十分なサイズ。価格もうれしい3000円代です。
アルミの肉厚がfanライスクッカーDXと比べて0.5mmほど薄くなります。それ以外の機能は基本的にfanライスクッカーDXと同じです。
うちはこのクラスで十分かも。
キャプテンスタッグ 3層鋼 段付ライスクッカー(5合)
キャプテンスタッグから2アイテム出ています。まずは3層鋼 段付ライスクッカー(5合)。
その名のとおり5合まで炊飯可能です。5合となると競合はユニフレームのfanライスクッカーDXしかないですね。
キャプテンスタッグのライスクッカーはステンレス素材なんです。
金物のまちで作られているようです。ステンレス素材限定の人はキャプテンスタッグしか選択肢がないですね。
3層鋼ごはん炊きクッカー(5合)
強い焚き火や強力なガスバーナーでもしっかり対応するこのモデル。
少々のぶつかった衝撃にもたえれるみたいです。実売価格が2020年4月現在で3千円台なのは魅力。
トランギア メスティン
ご飯が簡単に炊けるライスクッカーというより、取って付のアルミ飯盒というイメージなのがこのメスティンです。
特徴としては
- 角型であるということ
- 安い
- 少し炊ける量が少ない。
まず大きな特徴は形です。四角です。パッキングはしやすいと思います。
価格も飯盒クラス安いです。メスティンはクッカーとしても使いやすいので便利だと思います。また1.8合と炊ける量が少ないのでファミリーでは厳しいかも。
そもそも決してご飯を簡単に炊ける物ではなさそう。
ご飯を簡単に美味しく炊けるということでライスクッカーは初心者キャンパーの大きな味方ですが、これでは普通の飯盒とかわらないような・・・。
本格派っぽくてかっこいいけどな~。
トランギア ラージメスティン
3.5合まで炊ける大型のタイプがラージメスティンです。
基本性能はメスティンと同じ。やはり初心者向きではなさそうですね。
結局どれが一番オススメか
4人家族(大人二人子供二人)で子供が小学校低学年くらいでそれほど食べないなら
あえてメスティンを推薦したい
と思っています。
ちょっと切ない話なのですが、ファミリーキャンプってできる期間が実は短いんですよね。
うちの場合子供が中学生くらいになると忙しくてキャンプどころではないということに。そうなると親父のソロキャンプが始まる確率が高くなるんです。
僕のように・・・。そこでメスティンが欲しくなるんですよ、きっと。
あくまで僕の主観なので皆さんの好みに合ったライスクッカーを探してみてくださいね。
それでは皆様、楽しいキャンプライフを!
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