最近荷物を少なく、小さくすることに夢中の僕です。荷物のコンパクト化に重要なアイテムの一つにクーラーボックスがあります。
我が家ではハードクーラーボックス一つとソフトクーラーボックスを二つ利用しているのですが、コンパクトに収納できるソフトクーラーはとても役に立っています。
そこでコンパクトにできるソフトクーラーを比較いたしました。
Contents
コンパクトに収納できるソフトクーラーボックス
僕はなぜか家にあるノーブランドのソフトクーラーを使っているのですが、遂にボロボロになってきたので買い替えを検討しています。
調べてみるとキャンプメーカー各社から良さそうなのが沢山出ていたので比較してみました。
コールマンのソフトクーラーボックス
やはりコールマン。ソフトクーラーボックスも種類が豊富です。その中でもコンパクトに収納出来て僕が気になるのはこの2シリーズです。
アルティメイトアイスクーラー
まずはアルティメイトアイスクーラーシリーズです。2020年5月25日現在で公式ホームページに掲載されているのは35Lと25Lのツーサイズ。
価格は35Lで4000円くらいですね。昔は6千円くらいしたので少し値下がり傾向です。
材質などの細かい部分はおいといて、とりあえず公式ホームページの商品説明には
「最高の保冷力」
の文言。この一言で十分じゃないですか!コールマンが最高というから最高なんですよ多分!
ペッタンコに収納出来て最高の保冷力で中の荷物を取り出す際に冷気を逃がさないための小窓付き。一つの比較検討の際の基本モデルになりそうですね。
エクストリーム®アイスクーラー
アルティメイトシリーズと比べるとコンパクトに収納できるエクストリームシリーズ。コンパクトというか、アルティメイトとの一番の違いは壁の薄さ=保冷力の差です。
エクストリームシリーズは35、25、15、5Lサイズまでの4サイズ展開です。値段も25Lで3000円くらいなのでかなり手が出しやすい。
ちなみにコマ付き40Lのものが昔あったのですが今は公式ページには見当たりません。品切れでしょうか。
デイリークーラートート
トートバッグタイプのクーラーボックス。普段の買い物でも活躍しそうなアイテムですね。
5L・15L・25Lの3サイズ展開。価格も手頃なのでありがたいですね。ちなみに5Lサイズは公式ページでは品切れの模様。
デイリークーラー
こちらはデイリークーラー。その名の通り日常使いをイメージしたアイテムですね。本格的なソフトクーラーは不要という方はこの商品でいいのかも。
30L・20L・10Lの3サイズ展開。カラー展開も豊富ですよ。
ロゴスのソフトクーラー
ロゴスのソフトクーラーボックスで僕が気になる物を大きく分けると、保冷力で勝負っぽいハイパー氷点下クーラーと一般的なinsult10シリーズの2種類です。
ハイパー氷点下クールマスター・リュックXL
これはすごい!ロゴスのソフトクーラーの最高峰。氷点下パックという保冷剤とセットで11時間アイスクリームを保存可能とのこと。すごすぎる。
リュックにもなる縦型クーラーです。
ここまでの機能がありながらソフトクーラーなのでコンパクトに収納も可能。ハードクーラーのように嵩張らないのでいいですね。
ハイパー氷点下クールマスター・XL
こちらも驚異の保冷力。アイスクリームが7時間保存可能らしい。価格も張りますがソフトクーラーで高い保冷力を求めるとこうなるのでしょうか。
まあ僕はここまで出せるならハードクーラーを狙う気がしますが。。。
ロゴスさんが公式動画を出してくれているのでリンクして置きます。
ハイパー氷点下クーラー
名前からも伝わってくる氷点下感。とりあえず保冷力自慢なのは間違いなさそうです。
氷点下パック(ロゴスの保冷剤の強力なやつ)と併用するとアイスクリームが7時間保存できるらしい。
このクーラーは特徴的なのがシェル構造になっているところだと僕は思います。
他のシリーズはだいたい柔らかい素材ですが、このクーラーは半分ハードクーラーっぽいシェルプロテクト構造。それでいてソフトクーラーのようにコンパクトにできるところが特徴的。
まあシェル構造なのであまりコンパクトには出来ないですけどね。
こちらもロゴスさんが公式動画を出してくれています。
サイズ展開はM・L・XLとコマ付きのトローリークーラーもあります。
抗菌・デザインクーラー
ロゴスのクーラーの中でより一般的っぽいデザインクーラーシリーズ。37L・25L・15L・10L・5Lの5サイズ展開。
小さく畳めるソフトクーラーなのであとは容量やデザインなどの好みかな~。
シアトルスポーツのソフトクーラー
ソフトクーラーといえばシアトルスポーツ。そんなイメージを僕は持っています。でもなぜかはわかりません。一般的にそう言われているからくらいのイメージです。
ソフトクーラー
シアトルスポーツのメーカーページっぽいのが分かりにくいのですが、サイズは4サイズ展開。
40QT(37.8ℓ)、25QT(23.6ℓ)23QT(21ℓ)、12QT(11.3ℓ)の4サイズです。
全体的にちょっと高いんですよね。他と比べて。でもなぜ高いのかが僕には少しわかりにくい。。。
多分イメージがいいからかな。デザインもそんなにいいとも思わないし。う~んって感じです。
フロストパック
こちらは新商品でしょうか。販売ページに「NEW」と表記されていたので多分そうだと思う。
ソフトクーラーとの機能的な違いはあまりよくわかりませんでした。知っている人がいたら教えて欲しい。
こちらもサイズ展開は40QT(37.8ℓ)、25QT(23.6ℓ)23QT(21ℓ)、12QT(11.3ℓ)の4サイズです。
キャプテンスタッグのソフトクーラー
キャプテンスタッグといえば価格。とりあえずいろいろコスパ重視の人は最初にチェックするのかな。
ソフトクーラーに関しても安いですし、種類も豊富ですね。気になる物をいくつかピックアップしました。
スーパークールソフトクーラー
新商品のようです。厚手の断熱材を使用したタイプ。サイドのメッシュポケットや取り出し用小窓、前面ポケットなど工夫がされている商品です。
33Lと20Lがあるようですね。
スーパーコールドクーラーバッグ
こちらも保冷力の強いタイプのクーラです。特徴としてはフタ部分が補強されておりドリンクやサブテーブルに使えるらしい。
ソフトクーラーではあまりない機能ですね。
サイズ展開は43L・25L・12Lの3サイズ展開。これは結構ありかも。
CSシャルマンシリーズ
シンプルなこのタイプ。安さ以外の特徴はあまりよくわかりません。まあでも安さはある意味正義なのでいいかとも思います
サイズは6L、15L、24Lのスリーサイズ展開。カラーはピンクとブルーがあります。
ソフトクーラーのスペックを比較
種類が多いのとサイズも豊富なので比較検討しにくいソフトクーラーボックス。ランタンの明るさに規格(ルーメンとか)のような保冷力を表す単位があれば比べ易いのですが。。。
とりあえず流通価格やサイズなど僕の知りたいことをまとめました。
680gメーカー 商品名シアトルスポーツ フロストパック23QT/21ℓ680gメーカー 商品名 | 使用サイズ 収納サイズ | 重量 | 価格 |
コールマン アルティメイトアイスクーラー35L | 約42×32×38(h)cm 約42×16×38(h)cm | 約1.4kg | 3960 |
コールマン アルティメイトアイスクーラー25L | 約42×32×33(h)cm 約42×16×33(h)cm | 約1.3kg | 4367 |
コールマン エクストリーム®アイスクーラー/35L | 約44×29×33(h)cm 約44×33×12(h)cm | 約1.5kg | 3474 |
コールマン エクストリーム®アイスクーラー/25L | 約41×27×28(h)cm 約41×28×10(h)cm | 約1.1kg | 3331 |
コールマン エクストリーム®アイスクーラー/15L | 約30×25×25(h)cm 約30×25×12(h)cm | 約890g | 3038 |
コールマン エクストリーム®アイスクーラー/5L | 約24×15×19(h)cm 約28×19×12(h)cm | 約430g | 2502 |
コールマン デイリークーラートート/25L | 約52×22×35(h)cm 約52×3×35(h)cm | 約500g | 2318 |
コールマン デイリークーラートート/15L | 約42×20×27(h)cm 約42×3×27(h)cm | 約370g | 1991 |
コールマン デイリークーラー/30L | 約34×24×33(h)cm 約38×8×33(h)cm | 約730g | 2582 |
コールマン デイリークーラー/20L | 約33×23×27(h)cm 約36×8×27(h)cm | 約610g | 2236 |
コールマン デイリークーラー/10L | 約27×20×23(h)cm 約30×8×23(h)cm | 約410g | 1864 |
ロゴス ハイパー氷点下クールマスター・リュックXL(カーボン)/35L | (約)幅33×奥行33×高さ43cm (約)幅31×奥行31×高さ37cm | (約)1.8kg | 17028 |
ロゴス ハイパー氷点下クールマスター・XL(アーバン)/40L | (約)幅43×奥行33×高さ33cm (約)幅41×奥行31.5×高さ31cm | (約)1.7kg | 13000 |
ロゴス ハイパー氷点下クーラー・SL/30L | (約)幅43×奥行27.5×高さ33cm (約)幅41×奥行24×高さ31cm | (約)1.9kg | 10791 |
ロゴス ハイパー氷点下クーラーXL/40L | (約)43×35×35cm (約)44×12.5×35cm | (約)1.95kg | 11000 |
ロゴス ハイパー氷点下クーラーL/20L | (約)39×30×29cm (約)39×12.5×30cm | (約)1.5kg | 9801 |
ロゴス ハイパー氷点下クーラーM/12L | (約)30×24×24cm (約)30.5×11×24.5cm | (約)900g | 7545 |
ロゴス ハイパー氷点下トローリークーラー/40L | (約)44×43×81cm (約)45×20×42cm | (約)3.2kg | 15950 |
ロゴス 抗菌・デザインクーラー37L | (約)幅42×奥行29×高さ36cm (約)幅43×奥行36×高さ9cm | (約)1.1kg | 4950 |
ロゴス 抗菌・デザインクーラー25L | 約)幅36×奥行28.5×高さ33cm (約)幅37×奥行34×高さ8cm | 約)900g | 4290 |
ロゴス 抗菌・デザインクーラー15L | (約)幅30×奥行22.5×高さ28cm (約)幅31×奥行28×高さ8cm | (約)600g | 3740 |
ロゴス 抗菌・デザインクーラー5L | (約)幅22.5×奥行14.5×高さ18.5cm (約)幅23×奥行8×高さ18cm | (約)340g | 2750 |
シアトルスポーツ ソフトクーラー 40QT/37.8ℓ | H30.4×W48.2×D27.9cm | 1542g | 9460 |
シアトルスポーツ ソフトクーラー 25QT/23.6ℓ | H20.3×W48.2×D27.9cm | 1496g | 7480 |
シアトルスポーツ ソフトクーラー 23QT/21ℓ | H29.2×W33×D22.8cm | 800g | 6600 |
シアトルスポーツ ソフトクーラー 12QT/11.3ℓ | H29.2×W20.3×D20.3cm | 680g | 5907 |
シアトルスポーツ フロストパック40QT/37.8ℓ | H30.4×W48.2×D27.9cm | 1542g | 9460 |
シアトルスポーツ フロストパック25QT/23.6ℓ | H20.3×W48.2×D27.9cm | 1496g | 8180 |
シアトルスポーツ フロストパック23QT/21ℓ | H29.2×W33×D22.8cm | 800g | 6600 |
シアトルスポーツ フロストパック12QT/11.3ℓ | H29.2×W20.3×D20.3cm | 680g | 8218 |
キャプテンスタッグ スーパークールソフトクーラー 33L ブラック | 410x280x360mm | – | 4780 |
キャプテンスタッグ スーパークールソフトクーラー 20L ブラック | 330x240x330mm | – | 2580 |
キャプテンスタッグ スーパーコールドクーラーバッグ 43L | 幅425×奥行345×高さ345mm 幅425x奥行345x高さ125mm | 1400g | 5990 |
キャプテンスタッグ スーパーコールドクーラーバッグ 25L | 幅380×奥行290×高さ290mm 幅380x奥行290x高さ115mm | 1080g | 5370 |
キャプテンスタッグ スーパーコールドクーラーバッグ 12L | 幅300×奥行250×高さ225mm 幅300x奥行240x高さ130mm | – | 2895 |
キャプテンスタッグ CSシャルマン クーラーバッグ 24L | 幅340×奥行280×高さ330mm 340x330x60mm(収納ベルト使用時) | 380g | 2142 |
キャプテンスタッグ CSシャルマン クーラーバッグ 15L | 幅310×奥行260×高さ250mm 310x250x60mm(収納ベルト使用時) | 340g | 1870 |
キャプテンスタッグ CSシャルマン クーラーバッグ 6L | 幅280×奥行180×高さ185mm 280x200x55mm(収納ベルト使用時) | 220g | 1650 |
※流通価格は2020年5月26日に僕が調べたものです。変動すると思います。
まとめ、スペックを猛烈に比較して分かった事
気になる商品だけピックアップしてもサイズが色々あるのでかなりの数量に。。。
クーラーは欲しいサイズがある程度決まっていれば選びやすいのでまずそこを決めるべきだな。自分への教訓です。
コマ付きソフトクーラーは少ない
まずは大型のコロコロ転がせるクーラーですが、ロゴスだけですね。昔はコールマンからも出ていた気がするのですが。。。
ロゴスのシェルプロテクトタイプはいいかもしれないけどここまで大きいサイズを買うならぼくならハードクーラーでもいい気がするので悩ましいですね。
価格のみならキャプテンスタッグが安い気がする
キャプテンスタッグのCSシャルマンシリーズは安くて安定感がありますね。コールマンのデイリークーラーやデイリートートも安いですね。
保冷力は比べようがないという事実
ソフトタイプとはいえクーラーボックス。保冷力の強さは気になるところですが・・・。
統一の単位がないので比べようがないですね。雰囲気的に保冷力がありそうという感覚値しか頼れるものがないですね。
ここは僕の感覚だけで保冷力が強そうなのはコールマンのアルティメイト、ロゴスのハイパー氷点下クーラー、シアトルスポーツ、くらいでしょうか。
アルティメイトとハイパー系は壁が分厚そうだしシアトルはなんかすげえ高いから。
ただ比べようがないですね。なにか僕たち消費者向けに統一の基準を作って欲しいです。
コンパクトに収納できるのは
同じくらいの容量の物で比べるとそれほど大きな変わりはないです。ロゴスのハイパー氷点下クーラーはシェルタイプなのでそれほど小さくできません。
シアトルスポーツはどこに記載しているかわかりませんでした。
サイズがバラバラなので比較しにくいですね。
また小さくなるという事は壁が薄かったりするのでその辺は自分が何を求めているかで必要な商品は変わりますね。
用途によって選ぶべきアイテムが変わる
当然といえば当然ですが用途によって選ぶアイテムが変わりますね。
たとえばソフトクーラーをメインクーラーとしてハードクーラーを買わずに使いたい人。
ファミリーキャンプでハードクーラーを使いながら、ソロの時や保冷力がそれほどいらないシーズンはソフトクーラーで荷物を減らしたいという人とでは選ぶ機種が変わると思います。
ちなみに僕はサブとして使いたいので後者です。基本はソロもしくは2人をイメージしているので簡易なタイプで十分です。真夏の暑い時期はハードクーラーを出動するので。
僕の結論
ロゴスのシェルプロテクトやシアトルのような高級路線を買うならハードクーラーのほうがいい気がする。特に大型容量はやはりハードがいいと思う。
ソロキャンプやハードクーラーのサブならキャプスタかコールマンのデイリークーラーが安くていいかも。
色々と調べているとかなり長くなってしまった・・・。まあこの時間が幸せなんですけど。
ということで皆様もご自身のスタイルに合ったソフトクーラーを見つけてみてくださいね。
それでは皆様、楽しいキャンプライフを!
こちらも併せてご覧ください。