ファミリーキャンプにおすすめのコッヘルがないかと思っていろいろなメーカーの公式ホームページをウロウロするのが最近の僕の趣味です。
そこで気がついた事が一つあります。
コッヘルって種類がめっちゃ多いんです。下手すれば寝袋くらい多いんではないかと思っています。
まず取り扱いメーカーが僕が調べた限りでも15程度あり、その中でサイズや素材、形状などいろいろと分かれているので本当にめちゃくちゃ多くて選ぶのが大変です。
そこで3000円くらいまで買えるコッヘルばかりをピックアップしてみました。
Contents
- 1 定価3000円以下のクッカーをピックアップ
- 1.1 3000円以下のコッヘル一覧表を作ってみた。
- 1.2 まとめたわかった各メーカーの3000円以下のコッヘルの特徴
- 1.2.1 PRIMUSのイージークック・ミニキット
- 1.2.2 プリムスのイージークック・ソロセットS
- 1.2.3 ユニフレームのラーメンクッカー
- 1.2.4 スノーピークのトレック900
- 1.2.5 スノーピークのトレック1400
- 1.2.6 DUGのPOT-S
- 1.2.7 DUGのPOT-M
- 1.2.8 DUGのPOT-L
- 1.2.9 キャプテンスタッグのカートリッジクッカーセット820ml
- 1.2.10 ステンレス ラーメンクッカー570ml(リフィル用)
- 1.2.11 キャンピングケットルクッカー900ml
- 1.2.12 キャンピング ケットルクッカー730ml
- 1.2.13 モンベルのアルパインクッカー
- 1.2.14 モンベルのアルパインクッカー ディープ
- 1.2.15 エバニューのアルミクッカー550FD
- 1.2.16 エバニューのアルミクッカー900FD
- 1.3 ファミリーキャンパーにはどれが一番オススメ?
定価3000円以下のクッカーをピックアップ
3500円という値段で区切っても20以上の種類がありました。やはり値段の制約もあり高級なチタン素材の物や大型のファミリークッカータイプは少なかったです。
メーカーホームページの定価をアマゾンなどの実売価格には差があるのですが、実売価格は常に変動するのでメーカーホームページの価格設定を参照しました。
3000円以下のコッヘル一覧表を作ってみた。
とりあえず情報整理のためにメーカー様のホームページのスペック情報を並べてみました。
メーカー | 商品名 | セット内容 | 容量(ml) | 重量(g) | 素材 | 加工 | 参考価格 |
PRIMUS | イージークック・ミニキット | ポット ミニポット | 840 485 | 272 | アルミ | ハードアノダイズド加工 | 2518 |
PRIMUS | イージークック・ソロセットS | ポット ミニポット | 630 395 | 201 | アルミ | ハードアノダイズド加工 | 1880 |
UNIFLAME | ラーメンクッカー1400 | ポット | 1350 | 173 | アルミニウム | アルマイト加工 | 2500 |
SNOWPEAK | トレック900 | フライパン(蓋) 深型クッカー | 250 900 | 265 | アルミ | アルミアルマイト加工 | 2618 |
SNOWPEAK | トレック1400 | フライパン(蓋) 深型クッカー | 500 1400 | 305 | アルミ | アルミアルマイト加工 | 3080 |
DUG | POT-S | ポット フタ | 550 350 | 180 | アルミ | ハードアノダイズド加工 | 2300 |
DUG | POT-M | ポット フタ | 1000 500 | 226 | アルミ | ハードアノダイズド加工 | 2591 |
DUG | POT-L | ポット フタ | 1400 350 | 270 | アルミ | ハードアノダイズド加工 | 2173 |
キャプテンスタッグ | カートリッジクッカーセット820ml | ポット フタ | 820 | 200 | ステンレス | – | 1327 |
キャプテンスタッグ | ステンレス ラーメンクッカー570ml(リフィル用) | ポット | 570 | 170 | ステンレス | – | 1724 |
キャプテンスタッグ | キャンピングケットルクッカー900ml | ポット(ケトル) | 900 | 270 | ステンレス | – | 1609 |
キャプテンスタッグ | キャンピング ケットルクッカー730ml | ポット(ケトル) | 730 | 255 | ステンレス | – | 1809 |
mont-bell | アルパインクッカー14 | ポット | 800 | 184 | アルミ | ハードアナダイズド加工 | 2090 |
mont-bell | アルパインクッカー16 | ポット | 1500 | 244 | アルミ | ハードアナダイズド加工 | 2420 |
mont-bell | アルパインクッカー ディープ9 | ポット | 400 | 106 | アルミ | ハードアナダイズド加工 | 2090 |
mont-bell | アルパインクッカー ディープ11 | ポット フタ | 750 430 | 219 | アルミ | ハードアナダイズド加工 | 2310 |
mont-bell | アルパインクッカー ディープ13 | ポット フタ | 1000 610 | 263 | アルミ | ハードアナダイズド加工 | 2750 |
mont-bell | アルパインクッカー スクエア12 | ポット | 800 | 163 | アルミ | ハードアナダイズド加工 | 2970 |
EVERNEW | アルミクッカ-550 FD | フタ | 550 | 126 | アルミ | アルマイト加工 | 1445 |
EVERNEW | アルミクッカ-900 FD | ポット フタ | 900 | 187 | アルミ | アルマイト加工 | 2173 |
参考価格は2020年5月3日現在のアマゾンなどの販売価格です。変動があるのでご注意ください。また記載内容は間違っているかもしれないので参考程度にしてくださいね。
多い。
各メーカーさんのホームページなどをうろうろして、7メーカー、19種類ピックアップしました。
まとめるのも一苦労でしたが、まとめたので各メーカーの特徴などがわかってきました。
まとめたわかった各メーカーの3000円以下のコッヘルの特徴
全体的には
アルミ素材が圧倒的に多く、スクエア型はほとんどないです。アルマイト加工とハードアナダイズド加工は大体半々というところでした。
ちなみにアルマイト加工やハードアナダイズ加工を調べましたがアルミ表面を加工して腐食や磨耗に強くする加工のようです。ハードアナダイズ加工のほうがより強そうです。専門の方、間違っていたらすいません。
では各メーカーごとに見ていきたいと思います。
PRIMUSのイージークック・ミニキット
イージークックシリーズのミニキットです。プリムスのガス缶やバーナーを収納できる仕様のようです。
同じプリムスのソロセットMサイズにもスタッキングできるので非常に便利ですね。
この価格帯では一般的なポットとミニポットのセットです。加工はハードアノダイズド加工でメッシュ収納袋つきです。
プリムスのイージークック・ソロセットS
こちらはイージークック・ソロセットS。こちらもイージークックNS・ソロセットMにスタッキング可能です。
ソロキャンプならこの商品でいい気がします。
ユニフレームのラーメンクッカー
僕の大好きなメーカーの一つ、ユニフレームですが、3000円以下のコッヘルになると選択肢があまりありません。
山シリーズというラインナップの中に有名な山クッカー角型などがありますがお値段がはります。3000円以下ではラーメンクッカーという深型ポットのみです。
値段、容量、素材、加工などを考えるとそれほど買う意味がないかも・・・。
ユニフレーム好きでラーメン好きの人はどうぞ。
スノーピークのトレック900
スノーピークは値上がり傾向ですがそれでも欲しくなる僕にとって憧れのブランドです。
トレック900は深型のポットとフタのセット。基本ソロキャンプなら深型とフタのセットで十分ですよね。トレックの1400とのスタッキングも可能です。
スノーピークのトレック1400
トレックシリーズはシンプルな深型クッカーとメーカーがうたっているのですが、まさにそのとおり。ポット一つとフライパン一つで十分です。
特にトレック1400はポット容量が1400mlと十分なサイズ。昔は初回調査した2016年はもう少し安かったのですが、今は3000円を少し超えちゃいましたね。
DUGのPOT-S
あまりよく知らなかったのですがホームページを見るとEPIガスグループのブランドの一つです。ここの出しているラインナップ特徴がありました。
POT-Sに関しては少し小型ですね。ソロキャンプでも少し小さいかな〜。
同じくらいのサイズと加工なら僕はプリムスのイージークックソロセットを選んでしまうかも。。
DUGのPOT-M
POT-Mはサイズ的に使いやすいかも、深型ポットが1000ml・浅い方が500mlなのでポットが2個ほしい人には使いやすいサイズ感の気がする。
一つ気になるのがポットにハンドルではなくバケツのような持ち手っぽいので料理の際に使いやすいのかどうかが気になります。
Mは価格と機能やサイズがバランスとれいている印象で高評価です。
DUGのPOT-L
なぜかLサイズが一番安いという謎。少し大きすぎて使いにくいのでしょうか。
深型が1400ml、フタが350mlです。公式ページによるとフタがMより小さいようです。
今回ピックアップしたクッカーの中で一番大きなサイズですね。
キャプテンスタッグのカートリッジクッカーセット820ml
キャプテンスタッグのカートリッジクッカーセットです。
カートリッジクッカーはポットとふたのセットなんです。素材がステンレスなんです。この価格帯でステンレスにこだわっている人はありかも。
ステンレス ラーメンクッカー570ml(リフィル用)
ラーメン大好きな人のための商品でしょうか。色々なキャンプメーカーからラーメンクッカーが出ているのでニーズがあるんでしょうね。
この価格でステンレス素材のラーメンクッカーとなるとこの商品1択ですね。
キャンピングケットルクッカー900ml
可動式のハンドルの装着方向を変更することによりケトルにもクッカーにもなる商品。アイデアが面白いですね。
でもケトルってキャンプでそれほど必要性を感じたことがないんですよね〜。あえて言えばキャンプ用ケトルに対しての憧れのみです。
キャンピング ケットルクッカー730ml
こちらもケトルクッカーです。フタの持ち手が木製ですね。サイズが一回り小さいですね。ステンレスのケトルが欲しい人にはいいのかな〜。
モンベルのアルパインクッカー
モンベルのアルパインクッカーです。アルパインクッカー14と16の2種類があるのですがアマゾンで売っていないようです。。。品切れかな〜。
欲しい人はモンベル公式ページから購入ですね。
14も16もポットのみですね。欲しいサイズを色々購入してスタッキングするイメージで商品リリースされている印象です。
モンベルのアルパインクッカー ディープ
アルパインクッカーディープシリーズは3種類が3000円以下で買えそうです。
ディープ9はフタが普通のフタ、ディープ11と13はフタが浅めのクッカーになるタイプです。
その中でもディープクッカー13サイズ的に使いやすそうなきがする。深型と浅型のポットの定番セットで値段も比較的安いです。
エバニューのアルミクッカー550FD
こちらはエバキューのアルミクッカー。550FDはポットのみの使用です。
ちなみに僕はエバニューブランドの昔のクッカーを10年以上使用しています。非常に耐久性もあり重宝していますよ。
エバニューのアルミクッカー900FD
こちらは900FD。フタがフライパンとして使えるタイプです。
深型ポットとフライパンのセットとしては価格的にお得感がありますね。
ファミリーキャンパーにはどれが一番オススメ?
これは人それぞれ使い方が違うので難しいところですが初心者のファミリーキャンプブログとして一応考えてみました。
- ポットの数が多い事
- 容量が1000ml前後あること
この2点を中心に考えればいいのではないかなと思っています。
ポット×フライパンでもいいのですが、フライパンでなくても炒め物をできる事が可能です。ポットであれば鍋としての使い方も出来るのでポット×2つが選択の軸になるのではないかと思います。
あとは容量。1000ml前後あれば十分実用可能だと思います。これらを踏まえて今回の一番オススメコッヘルはスノーピークのトレック900ですね。
コッヘルは種類が多いので素材にこだわったり、形状にこだわったり、いろいろな楽しみ方があると思います。
今回はあまりに数が多いので3000円前後で切りましたが、予算を上げればたくさん選択肢が出てきます。
自分のスタイルに合ったキャンプ道具を是非探してみてください。僕の趣味だからかも知れませんが楽しいですよ。
それではみなさま楽しいキャンプライフをお送りください。