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アウトドア用ガス、OD缶の比較

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ST-233
ST-233

ガスランタンやガスバーナーはキャンプでの花形アイテムの一つ。どのメーカーのアイテムを選ぶか迷うところだと思います。

そこで選ぶ際に重要な燃料のガスについて比較してみました。アウトドア用ガスのOD缶はコストがかかるのが欠点なのでしっかり比較したいですね。

アウトドア用ガス、OD缶の比較

  • キャンプメーカー別OD缶の比較
  • OD缶のコスト比較

キャンプメーカー別OD缶の比較

今回はガスバーナーやランタンなどガス系アイテムを出しているキャンプメーカーをチョイスしました。コールマン、スノーピーク、プリムス、SOTO、EPI、キャプテンスタッグの6メーカーをピックアップいたしました。

コールマン

コールマンは純正LPガスと純正イソブタンガスの二種類。2020年現在ではインディゴレーベルの純正LPガスも出ていますね。

純正LPガスシリーズ

純正LPガスシリーズは230gと470gの二種類あり。メーカー公式通販では1ケース12個セットでの販売のようです。

純正LPガス燃料にはモンロ×コールマンの新レーベル、インディゴレーベルデザインのガスもリリースされているようです。

多分機能的には変わらずデザインのみと思うのですが、持ち間違っていたら教えてください。

純正イソブタンガスシリーズ

寒冷地に強いイソブタンガス燃料シリーズ。こちらも230gと470gの二種類がリリースされています。

こちらもメーカー公式通販では12コセットの販売のようですね。

スノーピーク

ギガパワーガスプロイソシリーズ(金缶)とギガパワーガスイソシリーズ(銀缶)の2ラインリリースされているようです。

それぞれ三種類のサイズがリリースされています。

ギガパワーガスプロイソシリーズ【金缶】

ギガパワーガス110プロイソ・ギガパワーガス250プロイソ・ギガパワーガス500プロイソの3サイズがリリースされています。

ギガパワーガスプロイソシリーズは液化イソブタンと液化プロパンが燃料で寒冷地での使用にも耐えうるシリーズのようですね。

ギガパワーガスイソシリーズ【銀缶】

こちらも3サイズ。ギガパワーガス110イソ・ギガパワーガス250イソ・ギガパワーガス500イソがリリースされています。

ギガパワーガスイソシリーズは液化イソブタンと液化ブタンが燃料でのようですね。

こちらのシリーズは正立使用の際には20度以上の気温が望ましいようです。低温時は金缶の方がいいみたいです。

プリムス

プリムスのガスは大きく分けると春夏用のノーマルガスシリーズとオールシーズン用のハイパワーガスシリーズに分かれます。

またオールシーズン用にはハイパワーガス以外に小型ガスというタイプもありますね。

ノーマルガスシリーズ

主に春夏用のノーマルガスシリーズは2種類のサイズがリリースされています。

230gのノーマルガス小と470gのノーマルガス大の2サイズ。内容はノルマンブタン約65%、イソブタン約33%、他という構成のようです。

暖かい時期の使用や低地での使用など初心者ファミリーキャンプにはこちらのシリーズで良いような気がします。

ハイパワーガスシリーズ

オールシーズンの使用が可能なハイパワーガスシリーズ。225gと460gの2サイズ展開。

ブタンガス約75%、プロパンガス約25%が含まれているようです。

ウィンターシーズンのキャンプを予定されている方はこちらの方が良さそうですね。

小型ガス

ハイパワーガスシリーズと同じシリーズか不明なのですが、小型ガスというオールシーズン使用可能なガスもリリースされているます。

荷物を減らしたいソロキャンパーにはこちらがお勧めかもしれないですね。

SOTO

パワーガストリプルミックス

SOTOのOD缶はパワーガストリプルミックスシリーズ1種類のようです。SOTOユーザーの方は迷わずに済みますね。

サイズ展開は3種類。パワーガス105トリプルミックス、パワーガス250トリプルミックス、パワーガス500トリプルミックスの3サイズ。

原料は全てプロパン、イソブタン、ノルマルブタン配合のパワーガスタイプのようですね。

EPI

EPIのガスカートリッジは全部で3種類。レギュラーカートリッジ、パワープラスカートリッジ、パワーエクスディションカートリッジが展開されています。

レギュラーカートリッジ

春〜秋シーズンなど一般的なキャンプで活躍するレギュラーカートリッジシリーズ。公式ページによると気温10度までが対応可能範囲との事。

サイズ展開は230レギュラーカートリッジと500レギュラーカートリッジの2サイズ展開。

パワープラスカートリッジ

公式ページによるとパワープラスカートリッジは−15度(110パワープラスカートリッジは−10度)まで対応できるので冬キャンプも予定している人はこちらがですね。

サイズ展開は3種類。230パワープラスカートリッジ、500パワープラスカートリッジ、110パワープラスカートリッジの3サイズ。

110パワープラスカートリッジのみ使用最低気温が違うようです。

エクスペディションカートリッジ

使用最低気温は−20度までと厳冬期も使用可能なこちらのシリーズ。キャンプというよりは本格的な登山の方向けの商品というイメージでしょうか。

サイズ展開は190エクスペディションカートリッジのみのようです。

キャプテンスタッグ

キャプテンスタッグはレギュラーガスカートリッジシリーズとパワーガスカートリッジシリーズの2種類を展開。

レギュラーガスカートリッジ

公式ページに特に詳しい記載がないのですがレギュラーガスカートリッジはごく一般的なガスなのだと思います。。。

サイズ展開は3サイズ。レギュラーガスカートリッジCS-150、レギュラーガスカートリッジCS-250、レギュラーガスカートリッジCS-500が展開されています。

パワーガスカートリッジ

ワンランク上のパワーガスカートリッジシリーズ。

イソブタンが燃料で火力低下を防ぐとの事です。-5度まで使用可能のため寒いシーズンはこちらが無難かもしれないですね。

サイズ展開はパワーガスカートリッジPX-250、パワーガスカートリッジPX-500の2サイズ展開。

OD缶のコスト比較

焚き火台
焚き火台

値段を内容量で割って同グラム数でのコスト比較をしました。

メーカー種類価格容量(g)1g/価格
コールマンR7944701.689
コールマンH9554702.031
スノーピークR7704201.833
スノーピークH10454502.322
プリムスR6604701.404
プリムスH7424601.613
SOTOH10704602.326
EPIR5754701.223
EPIH6694601.454
キャプテンスタッグR7194701.529
キャプテンスタッグH12094702.572

ほとんどのアウトドアメーカーが2種類のガスを出していたのでレギュラータイプ(Rと表記)、ハイパワータイプ(Hと表記)に分けました。

プリムスの小型やEPIの極寒冷地使用は除外しております。

一番大きな容量を基準として2020年4月現在のアマゾン販売価格で比較しました。

レギュラータイプ、ハイパワータイプともにEPIのガスが一番安いですね。

逆に一番高いのはレギュラーがスノーピーク、ハイパワーがキャプテンスタッグという結果が出ました。原料の違いなど一概に高い可動かは不明ですが、単純計算ではそのような結果とわかりました。

コールマンはガス代がとにかく高いとよく言われますが、数字で比較すると都市伝説ということがわかりましたね。それほど大きな差でもないかもしれないのでお気に入りのガスアイテムを選択するのが一番のような気がしてきました。

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OD缶はどちらにしてもコストが高いですが格安の家庭用ガスCB缶への詰め替えも可能です。各メーカーは推奨していないですし、当ブログでも非推奨ですが実績はあるようなので自己責任で試してみてもいいかもしれませんね。

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それでは皆様、よいキャンプライフをお過ごしください!