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夏の海キャンプでクラゲに刺されたら

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遊泳禁止
遊泳禁止

8月に入ると夏キャンプ真っ盛り、ということでお子様と海キャンプへ出かける方も多いのではないのでしょうか。

我が家も海沿いのキャンプ場に行ったり、日帰り海水浴に出かけたりと海に行くことは多いのですが、心配事があります。「クラゲ」です。

夏のお盆過ぎには多く出てくると言われているクラゲですが実際に刺された際の対処を正確に理解していなかったのでこの機会にクラゲに刺された時の対処法を勉強しました。

海水浴でのクラゲ対策

海は自然なのでクラゲなど危険な生き物が生息しているのは仕方のないことです。海に行く頻度が高くなるとどうしてもクラゲの被害にあう確率が多くなります。

そこでクラゲに刺された時の対処方法と刺され無い為の方法をまとめました。

クラゲに刺された時の対処法

海キャンプ
海キャンプ

クラゲに刺されるとかなり痛みを伴う事もありますし、クラゲの種類によっては患部が腫れ上がったり、最悪の場合にはショック状態に陥る事もあります。

刺された際の対処法を知っているだけで応急処置ができるので、それだけでもかなり違うと思います。

クラゲに刺されたら

クラゲに刺されるということは水中にいるという事です。クラゲに刺されると痛みが伴いますが、そのせいで慌ててしまい溺れてしまうというのが一番危険です。

足がつったせいで浅瀬で溺れるという事と同じです。そこでクラゲに刺された時はまず

落ち着いてその場を離れる
すぐに浜に上がり応急処置をする

この二つが重要です。すぐに体に毒がまわり、即死してしまうということは余程重篤なことでない限り、それほど多くないと思います。(ショック状態になることが0ではないです。)

まずはその場から離れクラゲと距離をとり、慌てずに一旦海から上がり応急処置をする事が重要です。痛いからといって慌てて患部をこすったりしてはいけません。

またクラゲの触手は長く、腕などの絡まることもあります。その場合も痛いですがなるべく慌てず、静かに触手から離れ、海から上がり応急処置をしましょう。

応急処置をする

海から上がったらすぐに応急処置をしましょう。応急処置は以下の3つです。

  • 触手を取り除く
  • 海水で患部を洗い流す
  • 患部を冷やす
触手を取り除く

まずは患部を見て触手が残っているようであれば取り除きます。この時に直接素手で触ってはいけません。

触手を取り除く時は必ず手袋か、毛抜きやピンセットなどで行う

痛いからといって素手でこすったり、砂浜の砂でこすったりしてはいけません。

患部を洗い流す

触手が取り除けたら患部を洗い流します。この時、必ず「海水」で患部を洗い流します。真水で洗い流すと浸透圧の差で毒が体に入ります。

「酢」で洗い流すといいという説もありますが、科学的に立証されているわけではなく、またハブクラゲには効くがカツオノエボシには逆効果ということもあるので海水が無難です。

また「オシッコ」をかけるといいという都市伝説もありますが、これはオシッコのアンモニアが効くという話だと思います。これもやめておいたほうがよさそうです。

患部を洗い流すのは「海水」で

真水や酢やオシッコはやめましょうね。

患部を冷やす

触手を取り、患部を洗い流した後は、患部を冷やします。患部を温める応急処置もあるようですが、僕はクラゲに刺されたら冷やすようにしています。

患部を冷やすと痛みが和らぐ効果があります。温めるとクラゲの毒性を弱くするという話を聞いたこともあるのですが、痛みが和らぐ方がいいですし、海でとっさに温めるというのは少し大変です。

冷やすならクーラーの氷を使ったり、自販機でジュースを買っても少しは冷やせます。

患部を冷やして様子を見る。

応急処置をした後は?

応急処置が一通り終わったら様子を見ます。クラゲによってはひどい時にはショックを起こすこともあるので、出来れば医療機関を受診した方がいいと思います。

僕自身はクラゲで医療機関にかかったことはないですが、カツオノエボシなどに刺されたら必ず受診することをお勧めします。

よく海で見かけるミズクラゲなどであれば重篤化することも少ないと思うので薬局などで薬剤師の先生に薬を処方してもらうだけでも十分だと思います。

クラゲに刺されないためには

気比の浜キャンプ場
気比の浜キャンプ場

クラゲに刺された時の対処法は知っておいた方がいいですが、クラゲに刺されない方がいいに決まっています。

そこで出来るだけクラゲに刺されないための方法を上げておきます。

クラゲよけローションを塗って海に入る

クラゲを避けるローションがいろいろ出ています。日焼け止めと兼用になっているものもあるのでオススメです。

子供用も出ているので大人だけでなく、大事なお子様をクラゲから守れます。

アマゾンで「クラゲ ローション」などで検索すればたくさん出てくるので知らなかった人は是非取り入れてみて下さい。

ラッシュガードを着て海に入る

これは今では基本中の基本だと思います。

ラッシュガードは日焼け対策にもなりますし、海に長時間入っていると体が冷えますが、冷えの防止にもなります。またラッシュを一枚着ているだけで本来の役割であるケガの予防になります。

当然クラゲや水中の生き物から体を守る助けにもなりますので、海に入る時はラッシュガードの着用は必須です。

この時に半袖のラッシュガードを選ぶ人がいますが、僕は絶対長袖をお勧めします。

あと最近はラッシュガードタイプのレギンスも出ています。下半身こそ水中に常に入っているので保護しなければいけません。

ウォーターシューズとラッシュレギンスで下半身もきっちり保護してください。

まとめ

クラゲに刺された時の対処法と、クラゲに刺され無い為の予防について見てきました。再度まとめておきますね。

クラゲに刺されたら

  • 慌てずにその場を離れ、海から上がる。
  • 応急処置をする。擦ったり真水を掛けたりしない。
  • 必要であれば医療機関などにかかる。

クラゲに刺され無いために

  • クラゲよけのローションを用意する
  • ラッシュガードを着用する

備えあれば憂いなし。せっかくの夏の海キャンプ、思いっきり楽しみたいですね。

それでは皆さま、楽しいキャンプライフを!

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