キャンプ場でキャンプをしていて野生動物と出くわすこともあると思います。僕も山のキャンプ場では野生のシカなどにはよく遭遇します。でも身の危険を感じたことは今まで一度もありませんでした。今日までは・・・。
キャンプ場での熊対策
いや、タイトルを書きながら自分で突っ込んだのですが、やっぱり無理ですよ、「熊」は。自然の中に人間が行かせてもらっているので熊がいても不思議ではないのですが・・・。頭ではわかっています。でも実際に意識すると本当にこわいです。注意が必要ですよ。まじで。。。
熊の出るキャンプ場を予約
いつもは神戸周辺のキャンプ場をベースにしているのですが、夏キャンプは高原に!ということで、普段はいかないとある遠方の高原キャンプ場に予約の電話をいれました。
直前だったので厳しいかなと思いつつ連絡してみたら大正解。快く即答してくれました。
その後トイレやお風呂、料金の再確認とキャンセルポリシーなどを伺ったあとの会話で凍り付きました。
完全に悟りました。熊が出るので誰も予約しないというシンプルな理由を。一応キャンプ場にはまだ出ていないということで予約はしていますが、友達家族にいうと当然、
熊はあかんやろ~
となります。後日キャンセルの電話を入れさせていただきます。改めて熊のことを調べると恐怖におののくと同時に兵庫県でも高原キャンプ場などでは熊に出会う可能性があるということを知りました。
ということで熊について勉強しましたのでポストします。
兵庫県の熊
僕のベースにしている兵庫県でも熊の目撃情報があるようなので調べました。神戸新聞によると兵庫県内の熊の数は推定940頭。禁猟の成果もあって1996年の100頭から徐々に増えてきているそうです。
兵庫県に熊が千頭近くいるって知らなかった
こわいです。めちゃくちゃこわいです。
今年は比較的目撃情報が多いみたいです。絶対目撃したくないです。
でも自然の中で遊ばせてもらっているので熊がいるということは当然といえば当然。熊がいることを頭に入れてできる限りの対策をとっておきたいと思っています。
キャンプで熊に出会ってしまったら
これはほとんど無いとはいえ、あれば最悪の状況です。全くシャレになりません。キャンプ場には熊殺しの空手家はいてません。自力で何とかするしかありません。そこで熊の習性や熊対策グッズを一応調べました。
熊の習性
熊に出会ったら死んだふりをすればいいなどという都市伝説もあります。実際に熊のことを調べてみると、
- 基本は臆病
- 鼻がいい
- 野生の熊はかなりくさい
- 走りがめちゃくちゃ早い
- 左利き
- 木登りも上手
- 泳げる
- 基本は木の実などを食べるが死肉も食べる雑食性
などのようです。
熊は臆病
人間が熊を恐れるように熊も人間を恐れるようです。なので基本的に人の多いキャンプ場などにはあまり来ないのでしょう。ただし鼻がいいのでキャンプ後の残飯などがあるとあさりに来る可能性がゼロではないです。当然のマナーでもありますが残飯の放置は厳禁ですね。
運悪く熊と相対したら
野生の熊はかなり臭いので匂いでわかることもあるくらいだそうです。あと熊は100mを7秒から8秒で走れる俊足です。人間が背中を見せて逃げても必ず追いつかれます。
また背中を見せると追いかける習性もあるようです。クマに襲われた事故はたいてい臀部に一撃を入れられてやられています。
運悪く出会ってしまったら目をそらさずに背中を見せずに静かに離れるのが一番のようです。まさに机上の空論。僕は腰抜かして座り込むか背中を見せてはしてしまいそうです。
熊が襲ってきたら
死んだふりは効かないみたいです。軽くつつかれるだけで大けがします。熊は左利きなので右のガードをあげてという説を読みましたが、
無理でしょ!
熊の左フックってやばすぎるでしょ。そもそもこっちは素人ですし。
熊と格闘して奇跡の生還を遂げた人は頭を守って隙を見て目や鼻に攻撃したりしているようですが、いずれにしてもリングに立ったらほぼ負けです。
あと熊は1分しか戦闘しないらしいので威嚇したりして1分間耐えれたら逃げてくれるかもしれません。
こう考えると丸腰で相対すると負け確定なので熊の不安があるエリアに行くときは対策グッズは必須ですね。
熊対策グッズ
ないよりはあるほうがましということで一応調べました。熊対策グッズ。
熊に合わないための熊鈴
やはり熊には出会わないことが一番です。
熊撃退スプレー
どうしても出会った時のために装備しておけばまだましかもしれません。いざというときに使える自信が全くないですけど。
射程距離は4mほどあるらしいが、風向きによっては自爆することもあるという両刃の剣。
なたやナイフ
書いていてまったく自信がないですが射程1mまできたらこれらの道具で腹をくくって迎撃するらしい・・・。
爆竹やロケット花火など
追い払うという意味で有効らしいですが、焦って指をやけどしそうです。
熊鈴と熊スプレーとあとはラジオくらいでしょうか。それ以外は使える気がしません。
まとめ
今までキャンプ場に熊が出るとは考えたこともなかったですが、冷静に考えれば山深いキャンプ場ではいつ熊に合うかもわかりませんし、熊の生息地域にこちらが入っているのかもしれません。
基本的には熊の目撃情報のあるキャンプ場にはいかない。山深いキャンプ場に行くときは念のために熊対策グッズを装備する。あとは熊に出会わないように祈る。
これしかないと思います。
皆様も熊にあわないように楽しいキャンプライフを送ってくださいね。
キャンプにはほかにも危険があります。リスク管理はしっかりしておきたいですね。