
以前から気になっていたビーチサイドのキャンプ場、気比の浜キャンプ場。
いや〜このキャンプ場、よかった。もっと早くに知っていればと思うくらいの素晴らしいキャンプ場です。
設備は少ないですがファミリーにも十分楽しめるキャンプ場なので、少しキャンプ慣れした頃に行ってみると、かなりいいかもしれないと思います。
Contents
気比の浜キャンプ場を徹底レビューしてみた
兵庫県の北部、日本海の海沿いにある気比の浜キャンプ場。
日本海なので神戸大阪からすぐというわけにはいきませんが少しだけ足を伸ばしてみる価値は十分にあるキャンプ場ということだけは間違いないです。
夏の海に入れる季節や冬の雪中キャンプにもかなりいいロケーションだと思う。雪道を走れる装備があるなら混雑を避けて真冬もいいかもしれないと思っています。
それでは早速レビューしていきます。
気比の浜キャンプ場へのアクセス

「気比の浜」って書いて「けいのはま」て読むらしいこのキャンプ場。兵庫県の豊岡市にあります。そして日本海の目の前。まさにビーチフロントのキャンプ場です。
神戸から約2時間半。
兵庫県豊岡市にあるこのキャンプ場。
大阪からでもそれほど変わらないと思います。
僕は神戸からなので阪神高速から舞鶴若狭道、北近畿豊岡自動車道という流れで目的地にいきました。ナビがあるので迷うことはなかったです。
ただ北近畿豊岡自動車道が伸びているのか、僕のナビでは山東というところで降りて下道の設定になっていたのですが、北近畿豊岡自動車道(八鹿日高道路)日高神鍋高原というところまで無料区間が続いているのでそこまで乗ってもよかったみたいです。
それでもゆっくり走って3時間はかからなかったと思います。
ちなみに住所は
〒669-6124 兵庫県豊岡市気比
気比の浜キャンプ場
番地なしです。
僕の古いナビでも気比の浜キャンプ場と入力すれば出てきました。
道中には城崎温泉の前を通るのでどうしてもわからなければ城崎温泉まで行けばあとは車で10分かからないです。
気比の浜キャンプ場の設備

最初に僕はキャンプ慣れしたらこのキャンプ場はいいかもと言いました。このキャンプ場設備がほとんどありません。ズバリ、トイレと炊事場だけ。
上の写真がキャンプ場入口の道ですが、入ってすぐを右手がトイレ、左手が炊事棟です。
高規格キャンプ場に慣れている人には当たり前の電源サイトや入浴施設などは一切ありません。
ただそれを補って余りある素晴らしいポテンシャルがこのキャンプ場にあるのでそれは後ほど説明しますね。
まずは設備。
気比の浜キャンプ場のトイレ

やはりキャンプで気になるポイントの一つがトイレ。今回調査したのは僕一人なので男子トイレだけですが、
トイレ、綺麗です。
これはかなりの高ポイント。
正直野外ですし最悪汲み取り式かなくらいのイメージだったのですが、普通の綺麗な公衆トイレをイメージすれば遠からず近からずって感じになると思います。

トイレの壁にはエリアガイドがついています。

肝心のトイレはこの通り。水洗です。季節的なものかもしれないですが匂いもなかった。

洗面部分もこの通り。入ってみたわけではないですが、男子でこのクオリティなので女子トイレも変わりないと思いますよ。
トイレと洗面部分が比較的安心して使えるのはありがたいですね。
気比の浜キャンプ場の炊事棟

炊事棟ですが、
こちらも綺麗です。
これはありがたいです。利用者のモラルもいいのかな〜?僕がチェックした時はシンクにゴミが見当たらなかったです。普通はありそうなものなのに。

夜チェックしたわけではないですが電気がつきそうな雰囲気はあります。

入り口には注意書きが。食事寝泊まりは禁止とのこと。確かに食事も寝泊まりも余裕でできそうなスペースなのでルールは守りたいですね。
10時消灯ということなので電気がついている、ということは近くにテントを張ると眩しいのかも。僕は奥にテントを貼ったので気がつきもしなかったです。

看板には気比の浜の説明書きが。看板によると夏には海の家も出るらしい。

十分使用可能なカマドもあります。薪で美味しい飯盒炊爨ができそうですね。

シンクはこのように綺麗に管理されています。

水圧もしっかりしていて使用には全く困りません。

調理台もあります。しかしいい感じの炊事棟です。
調理台を中心に両サイドにシンクとカマドが配置されていて使いやすいですね。
気比の浜キャンプ場の区画やグラウンド状態

こちらのキャンプ場は区画がなく、フリーサイトです。僕はビーチフロントに設営しました。夏のハイシーズンは区画があるのかもしれませんが不明です。

設営場所からキャンプ場サイドを振り返ると、ご覧のように車の通れる道があり、その奥にテント設営できる芝生部分が広がっています。

反対を見るとこんな感じ。こちらのキャンプ場はかなり広いのでみなさんおもいおもいの場所で設営をされています。
ソロの人もファミリーも、車もバイクもとにかく多かった。なのに設営場所に困ることがなかったほどの広さ。素晴らしいです。
ちなみに僕が言ったのは10月の3連休の中日の夕方なので一番混んでそうな時に到着しましたが余裕でした。

ちなみに車やバイクが走る道は凸凹の砂利道です。さすがにここに設営する人はいなかった。暗黙の了解で道路ってわかるからだと思いますが。

道路にはところどころ水たまりのぬかるみも。目の前を歩いていたおばさんがこのぬかるみで滑って転んでいました。

ペグダウンし易い芝生の状態です。ハンマーがなくてもなんとかペグダウンできそうです。

ちなみに芝生ばかりではなく、砂地になっている部分もあります。
キャンプ場の設備はこんな感じです。
気比の浜キャンプ場の良いところイマイチなところ

シンプルな設備のビーチフロントキャンプ場というイメージのこちらのキャンプ場。実は他にはない魅力も含んだ素晴らしいキャンプ場なのです。
実際に行ってみて感じた良さ、イマイチなところを合わせてレビューいたします。
まずは良いところから。
気比の浜キャンプ場の良いところ

こちらのキャンプ場は良くも悪くもゴテゴテしていないというかシンプルな広いキャンプ場です。トイレと炊事棟以外は広いビーチと芝生があるだけ。
でもそれが僕は良いと思います。
ちなみに良いところは具体的には、
- 綺麗な海水浴場に隣接
- よく釣れそうな釣り場がある
- めちゃ広い
- 予約不要で料金無料
- 温泉がある
などです。
綺麗な海水浴場に隣接

まずはこれ。海水浴場なので当然ですが、泳げるビーチが目の前です。

さすが日本海だけあって水も綺麗です。夏の季節になったら泳ぎたいです。
よく釣れそうな釣り場がある

キャンプ場の左手から海に向かって非常に長い防波堤が出ていて釣りを楽しめます。
僕はそれほど釣りは詳しくないのですが、明け方に釣りをしに行くキャンパーがたくさんいたので釣れるのだと思います。
防波堤だけでなく僕が設営しているサイトの前のビーチから投げ釣りをしている人もいました。イカとかが釣れたら七輪でイカ焼きがしてみたい。
めちゃ広い

とにかくめちゃ広いです。僕が行った時も何十組もキャンプしていました。
でもまだ余裕がありましたし、とにかくみなさんゆったりとサイト設営していたのですが、まだまだスペースがありました。
海水浴シーズンはもっと混むのかもしれませんがそれ以外のシーズンは結構キャパがありそうな気がします。
予約不要で料金無料

このキャンプ場海水浴シーズン以外は無料のようです。もう一度言います。
無料です。
水洗トイレや炊事棟の管理にも費用がかかるはずなのにありがたいです。
しかも無料期間は予約も不要。僕が連休の中日に急に思い立ってソロキャンプに行けたのもこんな事情から。
お昼12時に起きて、14時まで準備して、17時に現場到着でキャンプという贅沢さ。ありがたいです。予約制だとこうも行かないですからね。
ちなみに海水浴シーズンは
駐車場1000円(普通車)、キャンプ1区画4000円とのこと。。。
海の家も出るらしいのでシャワー設備などが利用できる模様です。一度行ってみないと混雑具合とかがわからないな。。。しかも安くはない。
また海水浴シーズンに行ったらレビューします。
城崎温泉がめっちゃ近い

気比の浜キャンプ場はシャワー設備がないのですが、そんなものは全く不要。
文豪、志賀直哉、島崎藤村、樋口欣弥などの愛した世界に誇る日本有数の温泉地、城崎温泉まで車でたったの7分程度。
僕は知らずに気比の浜キャンプ場だけを目指していたのですが、到着直線に城崎温泉の看板が目に入ってきて即、温泉キャンプにプランチェンジ。
設営を済ませて、ゆっくり城崎温泉に入ってから、サイトに戻ってビーチから海を見ながらの晩酌としました。
僕は御所の湯というところに入ったのですが、城崎には外湯がたくさんあるのでキャンプだけでなく温泉を楽しむというスタイルもオススメです。
ちなみにお風呂は800円だったと思います。
しかし初めて行ったのですが城崎温泉、最高でしたよ。
ちなみに城崎といえば冬はカニ。ということで冬の雪中キャンプであれば現地でカニを調達してカニキャンプってのも良いかもしれませんね。雪道が怖いけど。
気比の浜キャンプ場のイマイチのところ
イマイチというほどではないですが少し気になったことも書いておきます。
- キャンパーが多いのでどうしても人工的な騒音が多少ある。
- 家畜っぽい匂いのする時間帯があった
多少気になったのはこの2点です。
音に関してはキャンパーが多いので仕方ないですね。
夜通し大騒ぎのどんちゃん騒ぎグループがいたわけではないですが、やはり夜の話し声や、明け方の小さな子供の泣き声などは聞こえます。
場所を共有させてもらっているので多少は我慢といったところでしょうか。僕は全く気にならないので問題なしですが、神経質な人は気になるかも。
でもそれを差し置いても波の音がよく聞こえるので心地よさが上回ると僕は感じました。
あと匂い。
なんか明け方6時ごろですが、キャンプ場を歩いていると何やら家畜っぽい牧場っぽい匂いが。前日は気にならなかったので理由は全くわかりません。
僕は臭くてたまらないということはなかったですが人によって感じ方は違うのでなんともいえないですね。ただ僕はそんな匂いを感じました。
気比の浜キャンプ場周辺の買い出し施設
近隣に資材や食材の買い出しができる施設がよくわからなかったので調べて見ました。
まずはホームセンター。
車で20分ほどでナフコがあるみたいです。少し遠いので到着前の道中で調達したいですね。
スーパーはこんな感じ
近所のコープまで車で20分程度。いずれも豊岡市内ってことですね。
ただ食材に関しては地元の海産物が売っているっぽい店が道路沿いにあったので今度しっかりと調査して見ます。
いずれにしろしっかりした小売店は豊岡市内まで戻らないとダメですね。食材は道中で調達してあとは地元の海産物を調達するか、釣るかですね。
まとめ

一度行って見たかった気比の浜キャンプ場。
海水浴場の前で夏は料金がかかりますが、実は冬の雪中カニ鍋キャンプが本当のハイシーズンだったりしてと思っています。
城崎温泉とカニとキャンプ。
今度は冬に来てみようかなと思ってしまいます。
アクセス可能な人は是非一度行って見てくださいとオススメしたいですね。
これからも楽しいキャンプ場を開拓していきます。
それでは皆様、楽しいキャンプライフを!
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コメント
どうせならトイレのウォシュレットの有無を知りたかったですね。
匿名太郎様
コメントありがとうございます。
とても嬉しいです。
ウォシュレットの有無次回からチェックするように致します。
ありがとうございます!