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キャンプ初心者が事故を避けるために注意するべき7つの事

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廃線ウォーク

キャンプ場ですごす自然の中での時間は本当にすばらしいです。但し当然自然なので危険も潜みます。また自然の脅威以外にも無知識ゆえの事故も多くあります。

普段キャンプをしない初心者は何が危ないか、事故に繋がるかということを積極的に調べることはあまり無いと思います。そこで事故を避けるために何が危険かをまとめておきます。

キャンプ初心者が事故を避ける為に注意するべき7つの事

  1. キャンプでの水難事故
  2. キャンプでの熱中症
  3. キャンプでの食中毒
  4. キャンプでの蜂
  5. キャンプでの着火剤爆発
  6. キャンプでのガスボンベ爆発
  7. キャンプでの一酸化炭素中毒

普段一般的なキャンプ場でキャンプをしている経験から言うと、キャンプでの事故はあまり無いように感じます。

なので最低限注意するべきことさえ理解すれば、それほど神経質になる必要は無いと思います。しかし実際に事故が毎年あることも事実です。

なので最低限注意することを理解して楽しいキャンプを存分に楽しみましょう。

キャンプでの水難事故

丸山海岸キャンプ場
丸山海岸キャンプ場

夏場のキャンプで一番多いのは水の事故ではないでしょうか。ファミリーキャンプでは小さな子供をつれてのキャンプも多くあると思います。

水の事故については非常に注意が必要です。水辺は常に危険が伴うので注意が必要ですが一番気をつけるべきポイントは下の2つです。

  • 川の急な増水
  • 中州へのキャンプサイトの設営

普段は水深が浅く全く危険のなさそうな川でも急な大雨などで一気に増水して牙をむくことがあります。河口は小雨でも上流は大雨で水量が一気に増すこともあります。

またダムの水の放流などで劇的に増水することもあり非常に危険です。急な増水には十分すぎるほどの注意が必要と肝に銘じておくべきです。

増水に伴い中州から脱出できなくなり濁流に流されるという事故もあります。実際に死亡事故に繋がる重大事故も起きています。中州へのサイト設営は絶対に厳禁です。

川では急な大雨に注意。中州へのサイト設営は絶対厳禁。

キャンプでの熱中症

ソロキャンプ
ソロキャンプ

夏のキャンプで注意しないといけないポイントの一つに熱中症があります。

特にお子様の熱中症には注意が必要です。夏キャンプではまずタープで木陰をつくり、直射日光を避けるエリアをサイト内に造ることが一番重要です

タープについてはこちらもご覧下さい。

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キャンプでの熱中症対策で重要なポイントは以下です。

  • 涼しい服装をする
  • 木陰や日陰で過ごす
  • 帽子や日傘など直射で日光を避ける
  • 水分塩分を補給する

キャンプでは特に長時間、外での活動ということになるので、きっちりとした服装と対策が必要ですね。

夏キャンプの暑さ対策はこちらをご覧下さい。

キャンプ初心者が夏キャンプで考えるべき暑さ対策の5つのポイント
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あと重要なのは水分と塩分、糖分補給。塩昆布や氷砂糖、スポーツドリンクなどはキャンプでの熱中症対策でお奨めです。

3、キャンプでの食中毒

キャンプ 食材
キャンプ 食材

夏場のキャンプでは食中毒にも注意が必要です。暑い季節ですので肉の保冷が甘くなりバーベキューのお肉が悪くなるということもあると思います。

多少悪くてもおなかの調子が悪くなる程度で済むこともありますが体調によっては重篤化もあると思うので注意が必要ですね。

あとキャンプやアウトドアの事故で重大な事故になるのがキノコです。

誤って毒キノコを食べたことにより重大な事故に繋がることが毎年あります。キノコに関しては専門的な知識が無いと危ないので中途半端な知識では決して口にしないようにしましょう。

肉は放置するべからず、毒キノコ食べるべからずです

キャンプでの蜂

牧野キャンプ場
牧野キャンプ場

キャンプ場で注意しないといけない事の一つに蜂の被害があります。スズメバチなどは下手をすると大事故に繋がるので注意が必要です。

スズメバチは

  • 黒いものに反応します。
  • 香水など臭いにも反応します。

なるべく肌の露出の少ない白い服を着用し、香水など臭いのきついものは避ける。

近くに来たら頭など黒い部分をかくし、手で追い払ったりはせず、静かに離れることが重要。

巣を発見したりハチを発見したら近寄らない。これが鉄則です。

ハチ以外にも蚊やアブ、ブヨなどにも注意が必要です。

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キャンプでの着火剤爆発

焚き火 直火
焚き火 直火

キャンプ初心者が炭に火をつける際に非常に力強い見方になってくれるのが着火剤です。

着火剤には色々なタイプのものが出ていて使い方もかんたんです。お好みで着火剤のタイプを決めればいいと思います。

着火財の種類はこちら

着火剤の種類
炭に火をつける方法は色々ありますが、我が家では基本的に着火剤を使っています。 チャコスタを使ったり、トーチを使ったりさまざま...

非常に便利な着火剤なのですが絶対にしてはいけないことがあります。

ジェル状の着火剤でチューブタイプのものは炭が着火してからの着火剤の継ぎ足しは厳禁。火が逆流して爆発する重大事故が起きる危険があります。

基本的に着火剤の継ぎ足しは危険ですので絶対にやめてください。

着火剤の爆発によりコンロから4m離れていた人の衣服に炎が燃え移り重大な事故に繋がったという事例があります。

着火剤の継ぎ足しは厳禁!

キャンプでのガスボンベ爆発

キャンプアイテムの花形の一つ。ガスバーナー。

非常に便利でキャンプには無くてはならないアイテムの一つです。但しガス器具ですので使い方を誤ると爆発事故など重大な事故に繋がることもあります。

キャンプでのガス器具の使い方に関しては一般社団法人日本石油機器工業会さんのホームページにとても詳しく掲載されています。是非参考にしてください。

よく起こる重大事故としてコンロを二つ並べてその上に鉄板をおくという、誤った使用方法があります。これは爆発事故に繋がる危険な使い方なので絶対にやめましょう。

また古いガス器具や安心できないよくわからないメーカーのものなどはガス漏れからの爆発の危険があるので、安心できるガスバーナーを使いましょう。

当ブログ一押しは安心のイワタニジュニアガスバーナーです。

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キャンプでの一酸化炭素中毒

キャンプで死亡事故に繋がるような重大事故が起こる一番の原因は一酸化炭素中毒です。

換気の環境の無いテント内などでガス器具を使用すると、一酸化炭素が発生します。これは非常に危険でしにいたる可能性が非常に高い危険な行為です。

テント内などでのガス器具の使用は絶対に厳禁

特に思わぬ寒さに見舞われたときに注意が必要です。テント内が温まり、お酒も入って気持ちよく寝ていると天国への階段を上ることになるかもしれません。

どうしても室内でのガス器具仕様をしたい方は一酸化炭素警報機が売っているので必ず準備したほうがいいです。1000円程度で命の危険から守ってくれますよ。

一酸化炭素検出器のアラーム、COのガスセンサーの検出器デジタル表示付き目覚まし時計の警告(3単三電池は含まれていません)プロフェッショナル日本語マニュアル (1)
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まとめ

キャンプには色々な危険があります。自然の脅威によるものもあれば、人的なものもあります。自然の驚異に対しては正しい知識で万全の準備を。

人的なものに対しては使用方法などをきっちり守り、正しい使い方をする。

そういう基本的なことを守ることによって楽しいキャンプライフが送れます。楽しいキャンプを安心できるものにするためにも正しい知識をつけましょう。

それでは皆様よいキャンプライフを。